執筆者:有馬 純

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国際環境経済研究所主席研究員、東京大学公共政策大学院 教授

  • 2012/11/29

    混迷する英国のエネルギー政策(2)
    -連立与党内の対立、そして妥協の成立へ-

     英国のエネルギー政策をめぐる政府部内の対立は、オズボーン財務大臣対デイビー・エネルギー気候変動大臣の対立のみならず、連立与党である保守党対自民党の対立でもあった。9月の内閣改造で保守党からエネルギー担当閣外大臣に就任したジョン・ヘイズ議員が風力に懐疑的な発言を繰り返し、上司であり、自民党出身のデイビー・エネルギー気候変動大臣を激怒させたのは前回紹介した通りだ。 続きを読む

  • 2012/11/16

    混迷する英国のエネルギー政策(1)
    -低炭素化と国民負担と-

     英国のエネルギー政策をめぐる政府部内の対立が激化している。今日のFTでは Ministers clash over energy bill という記事が出ていた。今月、議会に提出予定のエネルギー法案をめぐって財務省とエネルギー気候変動省の間で厳しい交渉が続いている。議論の焦点は原子力、再生可能エネルギー等の低炭素電源に対してどの程度のインセンティブを許容するかだ。 続きを読む

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