化石燃料
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2021/07/30
欧州ガスパイプラインの歴史的背景(その4)完
今回は、Thane Gustafson, The Bridge: Natural Gas in a Redivided Europe, Harvard University Press, 2020に沿って、 続きを読む
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2021/06/14
欧州ガスパイプラインの歴史的背景(その2)
過去3回、この欄で述べたように、ロシアからヨーロッパに天然ガスを供給する海底パイプライン「ノルトストリーム2」(以下NS2)建設問題は、 続きを読む
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2019/01/23
CO2フリー水素による産業エネルギーの化石燃料代替
── 2050年でのCO2 排出80%削減に向けて(「環境管理」からの転載:2019年1月号)
昨年10 月、東京で世界21 の国・地域・機関の代表を含め300 人を超える関係者の参加を得て「水素閣僚会議」が開催された。 続きを読む
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2018/07/11
「2050年に向けた環境・エネルギー政策のあり方」(2)
~次世代を担う社員たちが議論!~※ 「2050年に向けた環境・エネルギー政策のあり方」(1) ~次世代を担う社員たちが議論!~
(ⅲ) 経済問題とエネルギー政策の関係
原子力発電の代替として火力発電を焚き増すと、化石燃料の購入量は増加する。 続きを読む
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2018/07/06
「2050年に向けた環境・エネルギー政策のあり方」(1)
~次世代を担う社員たちが議論!~エネルギー・環境政策の理解には、個別論点に精通すると同時に、大局的なマクロ視点での捉え方や多面的な見方を持つ必要がある。 続きを読む
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2017/08/24
「化石燃料へのロックイン」は本当に起きるのか?
低炭素社会に移行するためには、CO2を排出するエネルギーインフラに「ロックイン」しないことが必要で、例えば石炭火力発電への投資を直ちに止めて、太陽電池等の再生可能エネルギーへの投資に切り替えるべきである、という考え方がある。 続きを読む
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2016/11/25
資本の論理から気候変動読み解く
書評:マッケンジー・ファンク著
地球を「売り物」にする人たち―異常気象がもたらす不都合な「現実」(電気新聞からの転載:2016年10月21日付)
「気候変動で金持ちになろうと目論む人を訪ねて世界中へ」とある通り、本書は気候変動による影響、すなわち氷床の融解や干ばつ、洪水といった影響にしたたかに「適応」している事例を世界中からリポートしたものである。 続きを読む
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2016/09/26
石炭の簡単な歴史と概要
石炭には、様々なイメージがあるらしい。まず、斜陽産業の代表との見方だ。10年ほど前のことになるが、財界の首脳陣に石炭の話をする機会があった。その時の最初の反応は、「まだ石炭を使っているの?」だった。エネルギー産業とはあまり関わりのない財界首脳の方のイメージは石炭、炭鉱は斜陽産業の代表ということだった。 続きを読む
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2015/09/28
化石燃料の枯渇がもたらす経済成長の終焉(その8)
成長の抑制こそが、化石燃料枯渇後の人類文明の生き残りの唯一の途である成長にしがみついても資本主義の終焉は止めることができない
本稿(その6)でも触れたが、「資本主義の終焉と歴史の危機(文献8-1)」の著者、水野は、「アメリカをはじめとする先進国は、経済成長をいまだに追い求め、企業は利潤を追求し続けている。 続きを読む
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2015/09/11
化石燃料の枯渇がもたらす経済成長の終焉(その6)
エネルギー消費を増加させないで世界の経済成長を求めることはできないエネルギー消費の増加なしの経済成長を訴えるのは、先進国のエゴである
いま、世界的な経済不況が言われるなかで、何とか成長を維持している新興・途上国だけでなく、工業先進諸国までもが、この世界的な不況感を脱するための成長継続の必要性を訴えている。 続きを読む
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2015/09/08
化石燃料の枯渇がもたらす経済成長の終焉(その5)
世界の化石燃料枯渇の鍵を握る中国の経済成長以下、日本エネルギー経済研究所(エネ研)データ(文献5-1)記載のIEA(国際エネルギー機関)データ、および、資源量についてのBP(BritishPetroleum)社のデータを用いて論じる。 続きを読む
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2015/09/02
化石燃料の枯渇がもたらす経済成長の終焉(その4)
化石燃料消費の抑制こそが貧富の格差の是正による平和な世界を創る世界の化石燃料消費の増加が化石燃料国際市場価格の高騰をもたらしている