排出量取引
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2021/04/16
海外のカーボンプライシングの実態
昨年10月の菅総理による「2050年カーボンニュートラル宣言」以来、カーボンプライシング(以下CP)に関して、国内でも様々な検討や動きがみられるようになった。 続きを読む
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2020/01/29
サイレント・クライメート・ポリシー(静かなる温暖化対策)
地道な技術開発・普及こそが温暖化問題を解決する国際条約による国全体の数値目標や、排出量取引・環境税といった経済全体を対象とした大掛かりなカーボンプライシング制度は、どの程度の効果があったか。 続きを読む
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2019/06/18
ブレグジットによりEU排出枠の価格上昇へ
義務達成のため、市場での枠購入が必要なケースも(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年6月号からの転載)
3月29日に設定されていた英国のEU(欧州連合)離脱(ブレグジット)期限は 続きを読む
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2018/02/19
中国も学ぶことになるか…排出枠取引市場の難しさ
試行段階では望ましい排出枠価格にほど遠く(「月刊ビジネスアイ エネコ」2018年2月号からの転載)
世界一の温室効果ガス排出国である中国の化石燃料起源の二酸化炭素(CO2)排出量は2015年実績で90億トンを超え、世界全体(323億トン)の28%を占めている。 続きを読む
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2018/02/06
環境と経済の両立を考える
「茅恒等式」から見えてくるもの(「月刊ビジネスアイ エネコ」2018年2月号からの転載)
はじめに
化石燃料に対する環境圧力が一段と強まっている。
2016年11月のパリ協定発効以降、化石燃料関連事業に対する批判が確実に高まっている。 続きを読む -
2017/11/30
カーボンプライシングに関する鉄鋼業の見解
はじめに
環境省「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」の第5回会合(10月13日)では、有識者からのヒアリングとして、産業界から一般社団法人日本経済団体連合会、電気事業連合会及び、当連盟が対応した。 続きを読む
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2017/09/29
排出量取引と炭素税
炭素価格は“魔法の杖”ではない(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年8月号からの転載)
はじめに
環境省は、国内の温室効果ガス排出量を2050年までに80%削減という長期目標を達成するには、「カーボンプライシング」(炭素価格付け)の導入が必要不可欠として、学識経験者からなる「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」を6月2日に開催し、検討を始めた。 続きを読む
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2017/02/21
航空業界におけるこれからの環境課題
2015年に開催されたCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)21で、各国が自主的に目標を立ててCO2削減に取り組んでいくことが合意(パリ合意)されたのは記憶に新しい。 続きを読む
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2016/11/15
いよいよ始まる国際航空分野の排出量取引
二国間クレジット制度で獲得した排出枠の買い手に(「月刊ビジネスアイ エネコ」2016年11月号からの転載)
国際線の航空機を対象にした排出量取引がいよいよ開始されることになりそうだ。 続きを読む
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2016/09/09
排出量取引制度(キャップ&トレード)とは?
炭素の排出量に価格付けを行う「カーボンプライシング(Carbon Pricing)」の施策には、「排出量取引」と「炭素税」があります。「排出量取引」とは、個々の企業に排出枠(温室効果ガス排出量の限度:キャップ)が設定され、事業者は自らの排出量相当の排出枠を調達する義務を負います。 続きを読む
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2016/09/05
カーボンプライシング(炭素価格付け)とは?
温暖化対策を進めるためには、温室効果ガスの排出量を削減することが必要になります。そのための施策としては、「規制」「環境税-炭素税」「排出量取引」があります。 続きを読む
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2016/06/15
排出量取引の“理想と現実”
── EU-ETSの評価(「環境管理」からの転載:2016年6月号)
排出量取引はCO2排出という外部不経済を内部化するための手段の一つである。炭素排出に対する価格付け(カーボンプライシング)には複数の手法があるが、炭素税や再エネ導入促進がどれだけの排出削減量を確保できるか明確ではないのに対して、 続きを読む
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2016/03/24
排出量取引で日本は出遅れているのか?
―韓国の2020年目標引き下げと排出量取引制度改革の実態―筆者も参加する「中央環境審議会 地球環境部会・産業構造審議会 産業技術環境分科会 地球環境小委員会 合同会合」は、3月4日、今春の策定を目指す「地球温暖化対策計画」の取りまとめ案について最終的な議論を行った。 続きを読む
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2016/02/25
「炭素価格」を廻る論考(第3回)
~日本に炭素価格はないのか?~※【「炭素価格」を廻る論考(第1回)(第2回)~日本に炭素価格はないのか?~】
高率炭素税提案の見落としているもの
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