執筆者:橋爪 吉博
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2020/04/24
石油の供給コストと販売価格
あらためて石油の便益を考える(「月刊ビジネスアイ エネコ」2020年4月号からの転載)
石油に携わって約40年、いつも不思議に思っていたことがある。 続きを読む
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2020/04/02
原油価格の決定要因を考察する
地政学リスクと世界経済リスク(「月刊ビジネスアイ エネコ」2020年3月号からの転載)
このところ、新型コロナウイルスの世界的拡大に伴う世界経済の停滞懸念から、原油価格が軟化している。 続きを読む
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2020/01/22
2020年代の多難な幕開け
OPECプラスが50万バレル/日の追加減産(「月刊ビジネスアイ エネコ」2020年1月号からの転載)
2000年代は新興国の成長などによる需給ひっ迫で原油価格が高騰し、2010年代はシェール革命と需給緩和・価格低迷期だった。 続きを読む
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2019/11/25
サウジをめぐる“内憂外患”
石油施設への攻撃とアラムコ上場(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年11月号からの転載)
今回は、サウジアラビアの“内憂外患”を示唆するような2つのニュースを取り上げる。 続きを読む
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2019/10/31
イラン情勢はこう着か?
もはや海峡封鎖は武器にならない(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年10月号からの転載)
一時期、緊張が高まっていたイラン情勢(図)もこのところなぜか静かになっている。 続きを読む
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2019/09/05
「OPECプラス」時代の到来
OPECの終わりの始まり(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年9月号からの転載)
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油10カ国からなる「OPECプラス」は7月2日、ウイーンのOPEC本部で合同閣僚会合を開き、 続きを読む
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2019/06/20
石油に呪われた国、ベネズエラ
経済破綻の背景と「石油の富」(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年6月号からの転載)
経済が破綻しているベネズエラは、世界最大の石油埋蔵国である。 続きを読む
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2019/05/28
石油におけるエネルギー安全保障
調達面と流通面での安定供給(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年5月号からの転載)
「令和」の時代は、わが国の石油産業にとって、石油需要の減少の加速化や、本格的なエネルギー転換が予想される厳しい時代になることだろう。 続きを読む
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2019/04/24
サウジ新駐米大使にリーマ王女就任…その意味は
米国との関係改善とロシア協調の深化(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年4月号からの転載)
今年2月23日、サウジアラビアのムハンマド皇太子は、外遊中のサルマン国王を代行する「副王」の肩書で人事異動を発令し、 続きを読む
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2019/03/29
平成の国際石油市場を振り返る
供給制約の克服から需要制約の時代へ(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年3月号からの転載)
4月で平成が終り、新たな元号が始まる。平成の間に、国際石油市場も大きく変化した。 続きを読む
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2019/02/27
再編3年目の国内石油業界
~ガソリン輸入とIMO規制~(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年2月号からの転載)
はじめに
国内の石油精製元売りの再編3年目となる2019年が始まった。 続きを読む
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2019/01/30
OPECと非OPECが協調減産を更新
平成の国際関係と石油市場の変化を凝縮(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年1月号からの転載)
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油10 カ国からなる「OPECプラス」は2018 年12 月7 日、120万バレル/日(BD)の減産を行うことで合意した。 続きを読む
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2018/12/26
原油価格の転換局面
政治リスクと経済リスク(「月刊ビジネスアイ エネコ」2018年12月号からの転載)
昨年夏から上昇を続けていた原油価格が、10月に入り落ち着きをみせている。 続きを読む
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2018/11/30
OPEC・非OPECの増産見送り
サウジの価格政策変更か?(「月刊ビジネスアイ エネコ」2018年11月号からの転載)
国が対イラン経済制裁(同国産原油の禁輸など)を再開したことに伴って原油の供給懸念が頭をもたげ、原油価格は高止まりを続けている。 続きを読む
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2018/10/31
日本の揮発油販売の将来
社会と自動車産業の変革の中で(「月刊ビジネスアイ エネコ」2018年10月号からの転載)
国内で人口減少・高齢化が本格的に進行し、石油需要は減少傾向を示す一方、自動車産業界は世界的に100年に一度といわれる変革期を迎えている。 続きを読む