執筆者:三好 範英
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2020/10/02
暗雲漂う「ノルトストリーム2」の行方
ロシアの天然ガスをヨーロッパに送る、バルト海海底の天然ガスパイプライン「ノルトストリーム2」(以下「2」)を完成できるかどうか。 続きを読む
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2020/06/03
コロナ禍はドイツの環境政策をどう変えるか(その2)
前回は、ドイツが新型コロナウイルス感染拡大への対策で忙殺されているために、ドイツの環境政策が滞っていることを指摘した。 続きを読む
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2020/02/14
大風呂敷の欧州グリーンディール?
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、発足までに紆余曲折があったが、26委員の欧州議会の承認を終え、ようやく昨年12月1日に発足した。 続きを読む
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2020/01/21
原子力発電への再評価?
ドイツの公共放送ARDが、昨年12月29日夜のニュース番組「ターゲステーメン(Tagesthemen)」で、同年末に廃棄される直前のフィリップスブルク原発を取り上げていた。 続きを読む
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2019/07/04
「環境」がポピュリズム台頭の第3の要因に
前回、前々回に述べた経済界からの「エネルギー転換」政策の修正を求める声に加え、ドイツ国民の反発も近年顕在化してきたように思われる。 続きを読む
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2019/06/13
政府報告書に見るドイツエネルギー転換の隘路
前回はドイツを代表する週刊誌であるシュピーゲル誌の記事を根拠に、ドイツ国内で「エネルギー転換」への懐疑が広がっていることを報告した。 続きを読む
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2019/02/15
ドイツの脱石炭はポピュリズム拡大の引き金か?
ドイツ政府が設置した諮問委員会「石炭委員会」が2019年1月26日、2038年までにドイツ国内の石炭火力発電の全廃を求める答申を行った。 続きを読む
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2018/11/14
現実を見据えた地球温暖化対策を
ベニー・パイザー氏インタビュー今回はドイツの環境事情ではなく、2018年10月2日、都内で行ったベニー・パイザー(Benny Peiser)氏とのインタビューを紹介したい。 続きを読む
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2017/12/14
脱原発の次の目標?脱石炭発電が議論に
ドイツ連邦議会(下院)総選挙(9月24日)の結果を受けて、11月19日まで続いた連立交渉や、11月6日~17日、ドイツ西部ボンで開かれた気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)と、ドイツではこの秋、大きな政治日程が続いたが、そこで問われたのが環境政策、とりわけ石炭火力発電の問題だった。 続きを読む
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2017/08/21
脱原発に間に合わない高圧送電線建設
前回、ドイツの「エネルギー転換」にとって、北海やバルト海の洋上風力発電の電気をいかに産業が立地するドイツ南部に運ぶかが課題となったが、そのための高圧送電線の建設がはかどっていない、と言及した。 続きを読む