エネルギー政策
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2017/03/22
産業競争力と再エネ導入の両立
適切な環境/エネルギー政策は、それが環境/エネルギー問題の解決に寄与できるのかという技術的側面だけでなく、国民負担の少ない対策であるかという経済的側面と、長期的な産業発展を通じて富の還元をもたらすかという産業競争力の側面の3つをバランスよく実現する必要があります。 続きを読む
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2017/03/15
2050年のエネルギーを考える思考実験
── 宮古島「すまエコプロジェクト」にみる電化の流れ(「環境管理」からの転載:2017年2月号)
2050年。今から33年後のわが国はどのような社会になっているのであろうか。どの程度のエネルギーを必要とし、それをどうやって賄っているのか。 続きを読む
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2017/03/13
急低下した海外の太陽光発電システム価格
その理由と日本企業の商機は?(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年3月号からの転載)
2012年から始まった固定価格買い取り制度(FIT)により、太陽光発電を中心に再生可能エネルギー市場が急拡大しました。 続きを読む
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2017/03/10
小さな町の反乱が温暖化対策を遅らせる
トランプ大統領もメイ首相も製造業振興第一(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年3月号からの転載)
トランプ米大統領を生み出したのは、小さな町の反乱と言ってもいいだろう。 続きを読む
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2017/03/06
トランプ大統領のエネルギー政策が始まった
トランプ政権では、エネルギー・環境政策は最優先事項には含まれていなかった。そのため、大統領就任直後の大統領令で触れられたのは、経済、貿易、雇用、移民に係る事項が中心だったが、就任後1カ月が経ちエネルギー・環境政策も少しずつ政権の話題になることが増えてきた。 続きを読む
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2017/03/03
トランプ政権の環境エネルギー政策2017(1)
自動車と燃費規制ワシントンD.C.で今年2月6日から一週間にわたり、米商工会議所や産業界、シンクタンクなどに、トランプ政権の環境・エネルギー政策の行方についてヒアリング調査を行った。自動車業界でのヒアリングをもとに、初回は「自動車と燃費規制」について報告する。 続きを読む
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2017/03/02
経済の「嫌な予感」根源を丁寧に整理
書評:原 真人 著
日本「一発屋」論 バブル・成長信仰・アベノミクス(電気新聞からの転載:2016年12月16日付)
今月5日、安倍総理大臣の在任期間が1807日となり、中曽根元総理大臣を上回って戦後歴代4位となった。 続きを読む
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2017/03/01
京都市先斗町通無電柱化事業で考えたこと
東京都の小池知事が、無電柱化の推進を重要施策の一つとして提示している。そこで、東京都だけでなく、他の府県についても、ホームページを覗いて無電柱化がどの程度行われているのか調べてみたところ、東京都の場合には昭和51年度からというように、どことも可成り前から着手されていることを知った。 続きを読む
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2017/02/24
トランプ政権のエネルギー政策の行方~原子力を中心に
本年1月に発足したトランプ政権はいまだ各省長官などのトップ人事が上院の承認が済んでおらず、さらに2月14日にフリン大統領補佐官の政権発足前のロシアとの接触が明るみになったことで辞任したことで全般的な政策そのものの行方が十分みえないままである。 続きを読む
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2017/02/16
再生可能エネルギーの動向分析
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- 2014年の一次エネルギー供給に占める水力を除いた再生可能エネルギー(RE)のシェアは、11.4%であるが、その大半は、主に途上国で利用されている薪などの従来バイオである。先進REのシェアはわずか2.2%である。 続きを読む
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2017/02/10
産業の主体間連携とは何?(その2)
―業務・家庭部門から国民運動まで繋がる主体間連携―※ 産業の主体間連携とは何?(その1)
―ライフサイクルで考える製品・サービスの主体間連携―業務・家庭部門の例
業務部門では、ESG投資の推進やグリーンボンドの販売・購入など、金融サービスを通じた取り組みが進んでいるとされている。 続きを読む
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2017/02/09
産業の主体間連携とは何?(その1)
―ライフサイクルで考える製品・サービスの主体間連携―地球温暖化対策として、社会に製品やサービスを提供するバリューチェーンの一部を担っている産業界の取組みが担う「主体間連携」について、経団連の「低炭素社会実行計画」注1)を踏まえて、概観する。 続きを読む
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2017/02/08
幸せ感じるスマートタウン見学!
日本のスマートな街づくりの展望は?(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年2月号からの転載)
神奈川県藤沢市に2014年11月にグランドオープンした「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(FujisawaSST)」を2年半ぶりに訪ね、見学してきました。 続きを読む
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2017/02/07
米エネルギー省でトランプ“魔女狩り”が始まった
化石燃料、風力発電に支援継続との観測も(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年2月号からの転載)
米国のドナルド・トランプ新大統領は、世論に合わせ政治的な立場を変えると指摘されている。イラク戦争、移民政策と並び気候変動もトランプ氏が意見を変えた問題の1つだ。 続きを読む
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2017/02/06
第14話「環境外交と原子力外交」
2017年の幕開け
2017年が幕を開けた。ウィーンの元日は周知の通り、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで始まる。今年はマリア・テレジア生誕300周年、ヨハン・シュトラウス2世作曲のワルツ「美しく青きドナウ」誕生150周年、ウィーン・フィル創設175周年にあたる。 続きを読む
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2017/02/03
[日本商工会議所の政策提言]
中小企業における地球温暖化対策の取組みに関する調査結果<速報版>~投資を伴わない取組みや投資効果の分かりやすい取組みの実施率が高い~日本商工会議所はこのほど、中小企業の実態に即した地球温暖化対策(省エネ対策等)の取組促進に向けて、どのようなアプローチ策が有効かを検討するため、会員企業に対し地球温暖化対策の実態を初めて調査。 続きを読む
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2017/01/31
気候変動問題を信じないトランプ大統領
再エネは支援 ‐ 太陽光発電には冷淡だが風力発電・蓄電設備は増強?トランプ大統領の気候変動問題に関する態度は基本的に「懐疑論」だが、気候変動が人為的な現象で発生していることも少しはあると、選挙期間中から認めていた。 続きを読む
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2017/01/26
首都機能の一翼を担う!
さいたま新都心 地域熱供給システムを見学(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年1月号からの転載)
先日、さいたま新都心(さいたま市中央区、写真1)を訪ね、大規模な地域熱供給システムを見学する機会に恵まれました。 続きを読む
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2017/01/24
鉄道路線を調整電源に
東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2017年3月4日のダイヤ改正で、栃木県内の烏山線を走る全ての列車を蓄電池で駆動する電車「ACCUM(アキュム)」に切り替えるという。 続きを読む
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2017/01/20
トランプ次期大統領政権のエネルギー・環境政策の見通しについて
(「一般社団法人 日本原子力産業協会」からの転載:2017年1月12日付)
米国トランプ次期大統領はエネルギー・環境関係閣僚の人選をほぼ終え、エネルギー省長官にリック・ペリー氏(元テキサス州知事)、内務省長官に 続きを読む