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第1回 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所


国際環境経済研究所理事・主席研究員


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 私が東京電力で尾瀬の保護活動を担当していたころ、作家の立松和平さんのお話を伺う機会がありました。立松さんは長年、栃木県足尾で植林活動を続けておられて、毎年の植樹祭では参加者に、地面に木を植えるだけでなく、心の中にも木を植えようと仰っていました。新日鐵の郷土の森づくりも、地面に木を植えただけでなく、社員・地域の皆さんの心に大きな木を植えたのでしょうね。

 社員の心に植わった木が形になって表れたのが、例えば廃プラスチックのリサイクル。各地方自治体が一般家庭から回収する容器包装廃プラスチックを100%再資源化しています。その年間受け入れ量は全国で回収される容器包装廃プラスチックの3割に相当する約20万トンにもなるそうです。容器包装リサイクル法制定に向けて、自分たちが持つどのような技術をどう活用すればリサイクルを成功させられるか、積極的に実験し提案してきた経過を伺うことができました。日本のリサイクルシステムはこうした企業の貢献があって出来上がったのですね。

【プラスチックの選別】リサイクルは効率よく運ぶこと、異物を選別することがまず重要になります。これは人間の手で異物を選別する工程。 【ご安全に!】所内の掛け声は「ご安全に!」。プラスチックリサイクル工場で壁にかかれていた絵があまりにかわいらしいのでパチリ。

 



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