山本隆三 ブログ「エネルギーの常識を疑う」
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2020/04/07
ビル・ゲイツが原子力開発を進める理由
(「EPレポート」からの転載:2020年3月1日付)
1月下旬に、ビル・ゲイツ氏が会長を務める原子力企業、テラパワ一社の研究所を訪問し、企業を立ち上げた前社長からゲイツ氏の考え方をお聞きする機会があった。 続きを読む
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2020/03/26
温暖化防止とコスト低減 原子力発電で両立
次世代炉開発と運転延長 米国で高まる期待(産経新聞からの転載:2020年2月29日付)
地球温暖化を防止しながら増え続ける電力需要に対応する切り札として、 続きを読む
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2020/03/19
ESG投資を動かすのは市場の力
世界最大の資産運用会社が石炭から撤退(「月刊ビジネスアイ エネコ」2020年3月号からの転載)
年明け早々、大きなニュースが世界の金融機関や機関投資家の間を駆け巡った。 続きを読む
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2020/02/20
温暖化対策よりも車好きな独国会、EV拡大を後押し
アウトバーンへの制限速度設定は反対多数で否決(「月刊ビジネスアイ エネコ」2020年2月号からの転載)
ドイツ・デュッセルドルフ郊外にある企業を何度か訪問したことがある。 続きを読む
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2020/01/20
水素事故を乗り越えるノルウェーと韓国
着実な歩みか、理想を追い求めるのか(「月刊ビジネスアイ エネコ」2020年1月号からの転載)
ノルウェー観光の目玉と言えば、オーロラと氷河の浸食作用で作られた入江(フィヨルド)だろう。 続きを読む
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2019/12/18
天然ガスにも吹き始めた逆風
金融機関はSDGsに寄与しているのか(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年12月号からの転載)
東京、大阪のような大都市に加え、地方都市でもSDGs(持続可能な開発目標)のバッジを付けた人をよく見かけるようになった。 続きを読む
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2019/11/22
日本の先をいくEU鉄道部門の温暖化対策
英仏でも“燃料電池列車”運行を検討へ(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年11月号からの転載)
気候変動対策に本気で取り組むことを求め、学校を休んで国会前でストライキを始めたスウェーデンの高校生、グレタ・トゥーンベリさん(16)は一躍時の人となり、 続きを読む
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2019/11/18
ドイツを二分する炭素税
(「エネルギーレビュー」からの転載:2019年9月号)
石油、石炭など二酸化炭素を排出する化石燃料に課税することにより燃料価格を上昇させ、結果として消費削減を狙うのが炭素税だ。 続きを読む
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2019/11/11
独エーオンに見る電力事業の難しさ
(「EPレポート」からの転載:2019年10月11日付)
ドイツ最大のエネルギー企業「エーオン」が化石燃料、原子力、火力、水力、電力取引部門を「ユニバー」として分離し上場したのは3年前だった。 続きを読む
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2019/10/28
果たしてEVは世界を席巻するのか
製造は簡単だが、生き残りは簡単ではない(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年10月号からの転載)
地球温暖化対策上、重要なエネルギー消費部門の1つは、世界の二酸化炭素(CO2)排出量の2割近くを占める自動車輸送部門だろう。 続きを読む
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2019/10/16
GAFAがつくり出すエネルギー格差
(「EPレポート」からの転載:2019年9月12日付)
米国では、知人から太陽光発電から化石燃料関連まで、さまざまなベンチャー企業への投資について意見を求められる。 続きを読む
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2019/09/26
原発を座礁資産にする欧州議会の勇み足
既存原発の運転延長が世界の議論に(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年9月号からの転載)
米国の石炭産業は「石炭はFour letter word(4文字言葉)ではない」と言っている。 続きを読む
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2019/08/26
石炭火力で分断されるEUの温暖化目標
加盟国にのしかかる安全保障、経済性の問題(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年8月号からの転載)
欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)と欧州議会は気候変動問題に熱心で、温室効果ガス削減目標の強化にも取り組んでいるが、EU加盟28カ国の意思を統一することは容易ではない。 続きを読む