【環境省】2018年度(平成30年度)の温室効果ガス排出量(確報値)の発表について


International Environment and Economy Institute

印刷用ページ

 昨年12月に2018年度の温室効果ガス排出量の速報値が発表されましたが、今回、確定値が発表されたのでお知らせします。

 環境省と国立環境研究所は、今般、2018年度の我が国の温室効果ガス排出量(確報値(注1))をとりまとめました。
 2018年度の温室効果ガスの総排出量(注2)は12億4,000万トン(二酸化炭素(CO2)換算)で、前年度比3.9%減(2013年度比12.0%減、2005年度比10.2%減)でした。前年度からの減少要因としては、電力の低炭素化に伴う電力由来のCO2排出量の減少や、エネルギー消費量の減少(省エネ、暖冬等)により、エネルギー起源のCO2排出量が減少したこと等が挙げられます。

(注1)
「確報値」とは、我が国の温室効果ガスの排出・吸収目録として気候変動に関する国際連合枠組条約(以下「条約」という。)事務局に正式に提出する値という意味である。今後、各種統計データの年報値の修正、算定方法の見直し等により、今回とりまとめた確報値が再計算される場合がある。
(注2)
今回とりまとめた排出量は、2018 年度速報値(2019年11月29日公表)の算定以降に利用可能となった各種統計等の年報値に基づき排出量の再計算を行ったこと、算定方法について更に見直しを行ったことにより、2018年度速報値との間で差異が生じている。なお、前回速報値での2018 年度の温室効果ガス排出量は、前年度比3.6%減(2013年度比11.8%減、2005年度比10.0%減)であった。

 詳細は、以下のページを参照。

「2018年度(平成30年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について」
http://www.env.go.jp/press/107914.html