増税でますます注目されるエネエコライフ

続く値上げラッシュにも対応できる使い切り術(食費編)


消費生活アドバイザー

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また、残った食材のリメイク料理をご紹介まします。

半端野菜はスープにして
キャベツの芯や大根の皮、セロリの葉っぱ、など使い道に困る半端食材は、まとめてたまねぎなどと刻んでスープにして1品にすると美味しく最後まで食べきることができます。玉ねぎを炒めた後に、残り野菜を加えてコンソメスープの素、塩、こしょうで、味付けをするだけ。

余ったパスタのリメイク術
余ったパスタは、細かく切って、スープに入れたり、お好みの具とホワイトソースを加えてとろけるチーズをのせて、パスタグラタンにしたり、卵と残り野菜とハムを加えてパスタオムレツにしてと、残ったパスタの量に合わせてリメイクをしてみましょう。

飲み残したビールもムダ無く使う
飲み残したビールは天ぷらの衣に入れると、二酸化炭素の泡が衣の水分を外に出してくれるのでカラッとした仕上がりになります。また、コーラ3:しょうゆ1の煮汁で豚肉を煮ると、やわらかくておいしい角煮が作れます。ぜひお試しを!

多めにゆでたうどんは、翌日グラタンに変身
残ってしまったうどんを洋風にアレンジしてみてはいかがでしょうか。短く切ってホワイトソースを加えてオーブンで焼けば、なんちゃってマカロニグラタンの完成!とっても簡単なのに美味しいですよ。

残ったハンバーグのタネはリメイク
ハンバーグのタネは、ゆでたキャベツの葉に巻いてロールキャベツにしたり、じゃがいもと混ぜてコロッケにしたりと、さまざまな料理にリメイクできます。計画的に多めにタネを作っておいてもいいですね。ミニバーグや肉団子など大きさを変えて加熱してから冷凍しておくと、さらに使い勝手がよくなります。

残ったミートソースで簡単カフェ風メニュー
残ったミートソースは、オムレツのソースにしたり、市販のパイシートを使ってミートパイにすれば、カフェ風のおしゃれな一品になります。

ゆですぎたマカロニで簡単おやつ
たくさんゆですぎてしまったマカロニは、きなこと砂糖をかけるだけで簡単和風スイーツのできあがり。また、油でカリッとあげてシナモンシュガーを振ってもおいしくいただけます。かわいい形のマカロニなら、子供も喜びます。

 物価が上がっても、食べなければいけません。しかし、食事の中でも優先順位を考えていくと、結局は米飯を中心とした食事となり、そのおかずとして原材料となる野菜や肉、魚を購入して、自分で調理、加工をして食卓に出すことが結果安くなることが多いでしょう。そのため、外食や嗜好品類はますます削られることになるでしょう。我が家ですか?私はお酒を家では飲みませんので、夫が自分で飲みたいお酒は彼のお金で買ってきてもらっています。外食は家族ではほとんど行きません。行く時は知人、友人とランチへ行きます。ランチならお酒も飲まず、夜は高いお店でもランチだと安く済むのでお得です。ランチや外食の費用をも節約したい時は、家に呼びます。部屋も片付きますし、冷蔵庫にあるもので、ピザ、スープ、サラダ、揚げ物などを作れば、お金はあまりかかりませんが、一応豪華に見えます。ピザをグラタンにしても原価を低く抑えられるでしょう。
 ちょっとした工夫と最後まで使い切る努力をすれば、食費に関しては値上げも怖くない?!

 次回は、食費以外の日用品、衣類のムダ無く使い切るお話をしたいと思います。

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