執筆者:長谷川 雅世
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2017/08/31
望まれる、気候変動・温暖化「適応ビジネス」の活性化
気候変動・温暖化への適応策の重要性
2015年12月に採択されたパリ協定においては、温暖化の適応に関する世界全体の目標設定や適応行動の必要性が、言及されている。引き続き、適応の範囲や取組の効果の測定方法の策定等、詳細な議論の進展が見込まれる。 続きを読む
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2017/02/10
産業の主体間連携とは何?(その2)
―業務・家庭部門から国民運動まで繋がる主体間連携―※ 産業の主体間連携とは何?(その1)
―ライフサイクルで考える製品・サービスの主体間連携―業務・家庭部門の例
業務部門では、ESG投資の推進やグリーンボンドの販売・購入など、金融サービスを通じた取り組みが進んでいるとされている。 続きを読む
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2017/02/09
産業の主体間連携とは何?(その1)
―ライフサイクルで考える製品・サービスの主体間連携―地球温暖化対策として、社会に製品やサービスを提供するバリューチェーンの一部を担っている産業界の取組みが担う「主体間連携」について、経団連の「低炭素社会実行計画」注1)を踏まえて、概観する。 続きを読む
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2016/11/30
COP22 トピックス
ー 故 笹之内雅幸氏(元トヨタ自動車株式会社 環境部 理事)の追悼 -COP22開催中の11月13日(日)、The Université Privée de Marrakech で開催された「BizMEF-CGEM マラケシュ・ビジネス・ダイアログ」終了後のレセプションの終盤、故笹之内雅幸氏の追悼が執り行われた。 続きを読む
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2016/08/22
「適応(Adaptation)」への取組みも重要!
気候変動の問題が注目され始めたのは、1980年台になってからでした。実験室では地表で反射された太陽光、赤外線を、二酸化炭素、メタン、フロン類等の温室効果ガスと呼ばれるガスが吸収することは知られていましたが、地球規模でも同様のことが起こっているとの指摘が行われるようになったのです。 続きを読む
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2016/04/19
フューチャー・アース(地球の未来)と海洋
(海洋政策研究所「Ocean Newsletter」からの転載:第376号)
フューチャー・アース
1980~90 年代に開始された地球環境研究のプログラムは、気候や生物多様性など、地球環境の様々な問題点を明らかにし、その科学的知見はIPCC 報告書や気候変動枠組条約、生物多様性条約などに反映されてきた。 続きを読む
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2015/11/11
『フューチャー・アース(Future Earth)』の活動紹介
現在の地球環境が抱える課題は、今や全人類的な問題です。その解決には各国の連携が不可欠であり、また、科学界、産業界、行政、市民団体など多様なステークホルダーとの協働による新しい取り組みが必要とされています。 続きを読む