復興
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2018/11/05
双葉町レポート(2):避難と記憶
福島第一原発事故後の議論の中で、いまだに解の見えない問題に、「避難指示」があります。避難すべきか否か、避難区域の設定はどうすべきか、避難時の適切なコミュニケーションは。様々な切り口がありますが、そのすべてについて、未だ明確な答えはありません。 続きを読む
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2018/09/20
福島生インタビュー(その2)
震災・原発事故で大きなダメージを受けた福島県の今の状況をキーマンに聞く「福島生インタビュー」では、東日本大震災そして東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射能汚染を受け、多くの住民の方が避難され街の機能を失ってしまった福島県浜通り地区が 続きを読む
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2018/06/06
復興の形(1):「暴走老人」の開く道
「高齢化、高齢化、って騒がれると、自分らが帰還しちゃいけない、って言われている気になるよね」
高齢者の健康問題についてお話しした後、あるお年寄りが苦笑いしながら言われました。 続きを読む -
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2018/04/17
風評払拭の落とし穴(2):理解の責任
「ある人からそういうメールをもらったが、これが多くの福島県民の率直な気持ちです。これについて意見をいただきたい」
先日行われた福島の風評についてのイベントの後、そんな匿名の質問が送られてきました。 続きを読む -
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2018/03/07
東京電力HD福島復興本社による風評対策の取り組み
弊社福島第一原子力発電所の事故からまもなく7年を迎えます。この間、多くの方々のご尽力により、居住や立入りが制限されるエリアの減少、発電所構内の状況改善など、復興・廃炉の進展が見られました。 続きを読む
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2018/01/09
福島で見る風評被害(3)
風評の固定化と「生もの」としての情報先日南相馬市の市役所の方とお話ししたときのことです。南相馬市では、震災後7年近くが経過した今でも、水道水を飲まない、県産の農産物を避ける、という方の割合が高止まりしている、という話になりました。 続きを読む
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2017/11/27
福島で見る風評被害(2)
科学は事実を伝えるか -
2017/10/30
福島で見る風評被害(1)
「風評被害」が与え得る安心これまで、私は主に福島第一原発事故によって起きた放射能以外の健康被害について色々な角度から述べてきました。健康被害の全容を知ることで、放射線に対する偏見・差別を少しでも減らせると考えていたからです。 続きを読む
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2016/05/31
“こどもと震災復興” 国際シンポジウム報告3
風評被害払拭のこころみ※【“こどもと震災復興” 国際シンポジウム報告(1)、(2)】
災害によって引き起こされた健康影響の多くは放射線被害ではない。それを裏付けるためには定量的データが必要であるが、健康被害のすべてを測ることは困難である。その理由として、災害という混乱期に信頼できる、あるいは質の高い客観的データを収集することが難しいことが挙げられる。 続きを読む