2015年11月のアーカイブ
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2015/11/30
【動画】COP21での国際交渉について
公益社団法人 日本外国特派員協会 開催11月27日、日本外国特派員協会にて当主席研究員の有馬純氏、手塚宏之氏がCOP21での国際交渉についてスピーチをしました。 続きを読む
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2015/11/30
第7話「IAEA総会(下)」
IAEA総会決議の採択
一週間にわたるIAEA総会は、事務局長による冒頭演説、各国政府代表の一般討論演説と進んだ後、最終的には、IAEA予算の承認や、新たな理事国の選出、様々な原子力関連の政策分野における総会決議の採択が行われる。 続きを読む
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2015/11/25
「政策を作る」とはどういうことか
政策を巡る議論は難しい。最近では安全保障法制、TPP、社会保障、財政赤字などのイシューに焦点が当たっているが、それぞれに専門的なバックグラウンドがなければ、建設的な議論を積み重ねて合理的な結論に至ることは困難だ。 続きを読む
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2015/11/24
ミッシングマネー問題にどう取り組むか 第5回
プライススパイクがミッシングマネーを解消する理屈 -
2015/11/20
第6話「IAEA総会(中)」
新たな開発目標とIAEAの役割
国際原子力機関(IAEA)総会の初日冒頭には、事務局長による演説が行われる。IAEAが現在取り組んでいる主要課題を包括的に取り上げ、今後進むべき方向性を指し示すものであり、日本の内閣総理大臣の施政方針演説、アメリカ大統領の一般教書演説に相当するものといえる。 続きを読む
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2015/11/16
東芝はウエスティングハウスを売ってはいけない
不正会計事件に揺れる東芝を巡り、最近マスコミが東芝の関連企業として取り上げる企業がある。東芝が保有する原子力関連企業、米ウエスティングハウス・エレクトリック(WE)だ。 続きを読む
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2015/11/16
ミッシングマネー問題にどう取り組むか 第4回
comprehensiveな容量メカニズムがミッシングマネーを補う前回までで示したとおり、電力システム改革と政策支援による再生可能エネルギー(自然変動電源)の大量導入が進行すれば、電気を安定的に供給するために必要な従来型電源を維持することが難しくなる。 続きを読む
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2015/11/13
日本の約束草案は野心のレベルが足りないのか?(第1回)
1.はじめに
日本の約束草案が7月に発表されて以来、国内外の環境シンクタンクやNGOからの批判にさらされている注1) 。以下はその事例である。 続きを読む
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2015/11/12
「欧州の優等生」の危うさ、明らかに
書評:三好 範英 著「ドイツリスク 「夢見る政治」が引き起こす混乱」(電気新聞からの転載:2015年10月30日付)
ドイツは2015年には46年ぶりに新規国債発行をゼロとするなど、「欧州の優等生」と評されている。日本の国民の中には「欧州の病人」と呼ばれていたころのドイツの記憶は残っておらず、欧州経済のけん引役であり、「エネルギー転換」という社会変革の旗手としての姿が強調されて伝わっているように思う。 続きを読む
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2015/11/11
『フューチャー・アース(Future Earth)』の活動紹介
現在の地球環境が抱える課題は、今や全人類的な問題です。その解決には各国の連携が不可欠であり、また、科学界、産業界、行政、市民団体など多様なステークホルダーとの協働による新しい取り組みが必要とされています。 続きを読む
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2015/11/10
石炭火力は「親の仇」なのか?
流行の口車に乗った温暖化対策論に振り回されてはならない(産経新聞「正論」からの転載:2015年11月4日付)
国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が迫ってきた。この会議が成功すれば、京都議定書に代わる2020年以降の国際枠組みが決まる。その後の焦点は、温室効果ガス削減目標達成のための国内対策のあり方だ。 続きを読む
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2015/11/06
ミッシングマネー問題にどう取り組むか 第3回
再生可能エネルギー大量導入の帰結② -
2015/11/05
EUETSは市場安定化リザーブで立て直せるか?
ETS立て直しの切り札として、EUは市場安定化リザーブを導入しようとしている。これは本当に切り札となるのか?それとも、立て直しは「政治的に困難」であるという、IPCCの否定的な予言が当たるのだろうか? 続きを読む -
2015/11/02
第5話「IAEA総会(上)」
IAEA総会は世界の原子力関係者が集う祭典
毎年9月、欧州で新学期が始まる頃、ウィーンにおける原子力外交も、一年で最大の行事を迎える。それが、国際原子力機関(IAEA)の総会(General Conference)である。 続きを読む