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ガスの節約術 その1


消費生活アドバイザー


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 暑かった夏も過ぎて、少しずつ秋が深まってきましたね。気温が下がると逆に上がりやすくなるのが光熱費。特に水温が下がるとガス代が上がりますので、ガスは賢く利用したいものです。
 今回はガスの節約方法をご紹介したいと思います。

 ガスを利用しているご家庭では、お風呂と台所でのガスの利用が一般的かと思います。そして冬になると、ガス床暖房や、ガスストーブ、ガスファンヒーターといった暖房器具が加わるのではないかと思います。
 まずは、家庭で消費されるエネルギーを用途別に見ると、「給湯」が単独での用途で約3分の1を占めていると言われています。今回は「給湯」のガスの節約(以下節ガス)方法をご紹介します。

 給湯には、入浴と炊事に分けられますが、やはり大きく節ガスをするのであれば、入浴時の使い方を見直すことが効率の良い方法と言えます。

節ガスのポイント(入浴編)

●シャワーの時間を短くする
 寒くなるとついシャワーを出しっぱなしにして、体を温めながら体を洗う人も多いのでは。1日1分シャワーを短くするだけで、約4円/1回の節約に。もちろん、節水にもなるので意識的にシャワーを止めるようにしましょう。

 しかし、一人暮らしの場合、浴槽入浴を取り入れると却ってガスを多く使ってしまいそうです。そこでおすすめなのが半身浴です。浴槽に半分程度お湯を溜めたら、半身浴で体を温め、そのお湯で全身を洗えば、シャワーを使うよりも節約になります。浴槽1杯(200ℓ )ぶんのお湯は、シャワーの16分(12ℓ/分)ぶんとほぼ同じですので、シャワーに8分以上掛けているなら半身浴にしてみてはいかがでしょうか。

●続けて入浴する
 浴槽にお湯を沸かして、フタをしないでそのまま2時間放置すると、約1.5℃湯温が下がり、追い炊きして湯温を上げると、1回あたり4.2円のガス代がかかることに。
 お風呂が沸いたら、間隔をあけずに早めに済ませるようにしましょう。

●浴槽のフタを閉める
 お風呂を沸かす時、入浴後はこまめに風呂のフタをしましょう。フタをすることによって、浴槽から熱が逃げるのを防ぎます。フタをする際は、水面に風呂用の保温シートを敷いてから、フタをして二重にすると更に熱が逃げにくくなります。

おまけ
残り湯で洗濯はOK?
 水温が低いほど、一般的に汚れ落ちは悪くなります。普段着を洗うなら20~40℃の水温が理想的です。冬の洗濯は、冷たい水道水よりも風呂の残り湯を使うのが汚れ落ちにも、節水にも効果的と言えるでしょう。ただし、残り湯には皮脂などの汚れが含まれていますので、すすぎは水道水をつかうようにしましょう。

設備を入れ替える際は省エネタイプのものを選びましょう
 給湯器や浴槽を交換する際は省エネタイプのものを選ぶようにしましょう。
 従来型の家庭用給湯器は、約20%が放熱や排気ガスとしてムダになっていましたが、「潜熱回収型給湯器」(エコジョーズ)であれば、そのロスのうち、4分の3を給水の加熱に再利用して、燃費の改善を図っています。
 また高断熱浴槽は、断熱性能を向上させた浴槽で、お湯が冷めにくく、追い炊き時のエネルギー消費を抑える効果があります。

 次回はキッチンまわりなどの節ガス法です。

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