日本の削減目標
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2015/11/13
日本の約束草案は野心のレベルが足りないのか?(第1回)
1.はじめに
日本の約束草案が7月に発表されて以来、国内外の環境シンクタンクやNGOからの批判にさらされている注1) 。以下はその事例である。 続きを読む
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2015/10/14
温暖化国際交渉の本質と日本の取るべき戦略
~ 世界に誇る日本の技術力と経験を生かし、世界全体の排出量削減に貢献を~(月刊『公明』2015年11月号にからの転載)
1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミットにおいて国連気候変動枠組み条約が採択されてから、早くも20年以上が経過した。 続きを読む
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2015/07/31
日本の2030年目標はどのように決まったか(2)
ー「国民運動」への期待(下)ー(前回は、「日本の2030年目標はどのように決まったか(2)ー「国民運動」への期待(上)ー」をご覧ください)
前回は、日本の掲げた高い温暖化目標を達成するには相当の省エネが必要であり、特に民生部門の省エネを確実に実施していかなければならないこと、 続きを読む
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2015/07/23
日本の2030年目標はどのように決まったか(2)
ー「国民運動」への期待(上)ー(前回は、「日本の2030年目標はどのように決まったか(1)」をご覧ください)
4月30日に日本の約束草案の概要が示されるまで全7回開催された約束草案検討WGにおいて、繰り返し議論に登場した言葉がある。 続きを読む
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2015/06/29
日本の削減目標について(その2)
(前回は、「日本の削減目標について(その1)」をご覧ください)
欧米並みの削減努力≠欧米並みの削減数値
今回の目標数値の議論で残念に思うのは、「欧米なみの削減数値を出さないと国際交渉で持たない」という声ばかりが目立ったことだ。 続きを読む
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2015/06/22
日本の削減目標について(その1)
エルマウ・サミットで安倍総理が2013年比26%減という温室効果ガス削減目標を表明し、同じ頃、ボンで行われている国連交渉の場でも日本代表団から説明がなされた。今後、パブリックコメントを経て7月頃、約束草案を国連事務局に提出する運びとなっている。 続きを読む
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2015/06/05
日本の2030年目標はどのように決まったか(1)
4月30日に、筆者もメンバーとして参加する約束草案検討ワーキングにおいて、日本の温暖化目標の要綱が示され、大筋で了承された。5月21日時点では、政府が具体的に国連気候変動枠組み条約事務局に提出する原案を作成している。その後パブリックコメントを経て地球温暖化対策推進本部で決定し、条約事務局に提出することとなる。 続きを読む
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2015/04/16
【緊急提言】誤解だらけの気候変動問題
-省エネに対する期待は”適正”か-日本の温室効果ガス排出量が増加している。環境省が4月14日に発表した確報値では、2013 年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、14 億 800 万トン(CO2換算)となり、 続きを読む