誤解だらけのエネルギー・環境問題
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:住友化学株式会社レスポンシブルケア部 村上 仁一氏に聞く 「適応分野における住友化学の取り組みーソリューションプロバイダーを目指す化学業界ー」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)適応分野におけるビジネスの貢献に関するサイドイベントに登壇さ れた住友化学株式会社の村上様にお話しを伺いました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 吉高 まり氏に聞く 「適応分野におけるビジネスの役割」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)COP23は議長国がフィジーということもあり、「適応分野」への注目が集まっています。 続きを読む
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2017/11/08
欧州文化交え“複雑な世界”考える
書評:加納 雄大 著「原子力外交-IAEAの街ウィーンからの視点」(電気新聞からの転載:2017年10月20日付)
技術に善悪は無い。技術を活用して社会に貢献するか、悪用して社会に悪影響を与えるかは人間次第である。しかし、原子力という技術は、使い方次第であまりに大きな違いを生む。 続きを読む
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2017/11/01
原発の電気は安いのか?(前編)
(「環境管理」からの転載:2017年10月号)
新たなエネルギー基本計画策定に向けて、わが国の今後のエネルギー政策のあり方が改めて議論されている。 続きを読む
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2017/10/26
CCSは温暖化対策の切り札になるか?
ー苫小牧CCS(二酸化炭素の回収、貯留技術)事業を見学してー先日、国際環境経済研究所のメンバーによる北海道の環境・エネルギー関連事業の設備見学に参加させていただいた。その際、苫小牧で行われているCCS実証プロジェクトの現場も訪問する機会を得たので、ここにご紹介させていただくと共に、CCS事業の現状や課題を簡単に整理したい。 続きを読む
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2017/09/28
天然ガスにもダイベストメントの波が来るのか?
── TCFD最終報告書を踏まえて考える
気候関連財務ディスクロージャーの展望と課題(「環境管理」からの転載:2017年9月号)
トランプ大統領は正式にパリ協定を離脱する旨を国連に通告したが、投資家がESG投資への関心を高め、エンゲージメント、ダイベストメントという形で低炭素化社会への移行を促す動きに陰りはみえない。 続きを読む
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2017/09/13
未来見通す価値とその限界知る
書評:フィリップ・E・テトロック、ダン・ガードナー 著「超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条」(電気新聞からの転載:2017年8月25日付)
「平均的な専門家の予測の正確さは、チンパンジーが投げるダーツとだいたい同じくらいである」 続きを読む
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2017/07/19
置き換えて見える原子力の将来像
書評:堀江 貴文 著「ホリエモンの宇宙論」(電気新聞からの転載:2017年6月23日付)
IT企業ライブドアの設立者として彗星のごとく現れ、独特の着想と行動力でそれまでの「大人の世界の秩序」をいとも簡単に打ち破ったホリエモンの著である。 続きを読む
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2017/07/12
トランプ政権のパリ協定離脱を整理する
──その真意と影響は?(「環境管理」からの転載:2017年7月号)
米国のトランプ大統領は6月1日午後3時(日本時間2日午前4時)、ホワイトハウスのローズガーデンで演説し「パリ協定」からの脱退を宣言した。 続きを読む
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2017/06/23
カーボンバジェットあと1,000Gtは本当か
── ハイブリッドアプローチを採るパリ協定を維持する観点から考える(「環境管理」からの転載:2017年6月号)
パリ協定が採択された瞬間、歓喜の渦に包まれたCOP21会場にあって、筆者はどうしてもそれほどに楽観的にはなれなかった。 続きを読む
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2017/06/12
福島第一原発訪問記(5)
原発構内を回る(2)/廃炉のロードマップとコスト筆者らを乗せたバスはゆっくりと約1時間かけて構内を回った。線量のモニタリングは構内86か所で行われていて、車窓からでもその数値を見ることができる。 続きを読む
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2017/06/08
福島第一原発訪問記(4)
原発構内を回る(1)/水との闘い福島第一原発の現状
構内の状況をお伝えする前に、データで福島第一原発の現状を整理しておきたい。まず、1から4の各号機とも「冷温停止状態」注1) を保っていると評価されている。 続きを読む -
2017/06/06
福島第一原発訪問記(3)
旧エネルギー館から原発構内へ/避難指示解除・現場の労働環境なかなか現場にたどり着かない「訪問記」で大変恐縮である。3回目にしてやっとであるが、現場に向かおう。 続きを読む
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2017/06/01
福島第一原発訪問記(2)
いわきから旧エネルギー館へ/東京電力の福島での活動・原子力損害賠償制度福島第一原発までの道のり
上野からいわきまでJR常磐線の特急で約2時間。いわき駅周辺はいくつかのショッピングモールもあり、買い物客や学生が多い。 続きを読む
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2017/05/30
福島第一原発訪問記(1)
福島第一原発事故の概要を整理する東日本大震災をきっかけとする福島第一原子力発電所の事故から6年が経過した。6年目の3月11日や年度末の避難指示解除など、福島に関する報道の量がここのところこれまでより多くなっていたように思う。 続きを読む
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2017/05/18
再エネ賦課金の抑制は可能か?
── 改正FIT法と非化石価値市場の創設(「環境管理」からの転載:2017年5月号)
再生可能エネルギー賦課金の増大が止まらない。先日公表された平成29年度の賦課金も、前年度比約2割の上昇である。 続きを読む
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2017/04/26
日本が学ぶべき「賢さ」を整理
書評:ケント・カルダー(著), 長谷川 和弘(訳)「シンガポール - スマートな都市、スマートな国家」(電気新聞からの転載:2017年4月21日付)
太平洋戦争の終戦から70余年。日本は今も平和を謳歌するが、北朝鮮のミサイル発射が日常的に行われ、米軍のシリア攻撃を受け中東情勢が不安定化している。 続きを読む
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2017/04/18
経済成長とCO2排出量のデカップリングを考える
── 米国オバマ政権の「成果」を問う(「環境管理」からの転載:2017年4月号)
近年一部の先進国では、経済成長は維持しながらも、CO2排出量を削減する、いわゆる「デカップリング」を達成しているとする主張をしばしばみかける。 続きを読む
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2017/03/17
続・気候変動を動かす金融・投資の動き
── TCFDの提言案を読む(「環境管理」からの転載:2017年3月号)
昨年の本誌8月号に寄稿した「気候変動を動かす金融・投資の動き」において、気候変動対策を進める重要な動きの一つとして、金融・投資のあり方の変化について述べた。 続きを読む