誤解だらけのエネルギー・環境問題
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2018/01/31
日本の原子力に未来はあるか?
(「環境管理」からの転載:2018年1月号)
わが国が原子力基本法を制定し、原子力技術の利用を正式に決定したのは1955年。わずか終戦から10年後のことであった。 続きを読む
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2018/01/26
エネ環境政策の“変化”捉える
書評:有馬 純 著「トランプ・リスク―米国第一主義と地球温暖化」(電気新聞からの転載:2018年1月5日付)
トランプ政権の誕生は、時代の転換点であったと言っても過言ではないだろう。 続きを読む
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2018/01/05
原発の電気は安いのか?(後編)
(「環境管理」からの転載:2017年12月号)
前回は、仮想の原子力発電所新設プロジェクトの資金計画を様々なケースに応じて確認することで、原子力発電に安価な電力を供給させるのであれば、相応の条件整備が必要であることについて整理した。 続きを読む
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2017/11/29
原発の電気は安いのか?(中編)
(「環境管理」からの転載:2017年11月号)
前回「原発の電気は安いのか?(前編)」において、既設の減価償却が終わったような原子力発電が再稼働すれば圧倒的なコスト競争力を持つものの、モデルプラント方式で考える新規建設の場合においては、条件次第であることを述べた。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:三菱総合研究所主席研究員 山口氏に聞く「温暖化国際交渉を取り巻く状況変化」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)今回のCOPが21回目という、COP Watchのプロである山口氏にお話を伺いました。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:経団連国際環境戦略WG座長 手塚氏に聞く「日本産業界に期待されること」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)温暖化対策を進めるためには、産業界の関与が必須です。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:一般財団法人エネルギー総合工学研究所 黒沢氏に聞く「ICEF技術ロードマップで伝えたかったこと」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)今後大規模な温室効果ガス削減に向けては、革新的な技術開発が必須です。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:国際再生可能エネルギー機関(IRENA)長田氏に聞く「世界の再生可能エネルギーの見通しと課題」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木) -
2017/11/17
【動画】COP23参戦記:COP23会場(ボンゾーン)を歩く
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)COP23会場は、交渉が行われるBula Zone(ブラゾーン。Bulaは今年の議長国フィジーの言葉でHello)の様子をお伝えしています。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:東京大学公共政策大学院客員教授 本部和彦先生に聞く 「COP23における交渉の構図」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)日本政府の技術分野における首席交渉官を務めておられた本部先生に、現在の複雑な交渉状況を解説していただきました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:富士通株式会社環境・CSR本部 山崎 誠也氏に聞く 「適応分野における富士通の取り組みーAIやセンシング技術を生かした取り組み事例ー」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)適応分野におけるビジネスの貢献に関するサイドイベントに登壇された富士通株式会社の山崎様にお話しを伺いました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:住友化学株式会社レスポンシブルケア部 村上 仁一氏に聞く 「適応分野における住友化学の取り組みーソリューションプロバイダーを目指す化学業界ー」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)適応分野におけるビジネスの貢献に関するサイドイベントに登壇さ れた住友化学株式会社の村上様にお話しを伺いました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 吉高 まり氏に聞く 「適応分野におけるビジネスの役割」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)COP23は議長国がフィジーということもあり、「適応分野」への注目が集まっています。 続きを読む
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2017/11/08
欧州文化交え“複雑な世界”考える
書評:加納 雄大 著「原子力外交-IAEAの街ウィーンからの視点」(電気新聞からの転載:2017年10月20日付)
技術に善悪は無い。技術を活用して社会に貢献するか、悪用して社会に悪影響を与えるかは人間次第である。しかし、原子力という技術は、使い方次第であまりに大きな違いを生む。 続きを読む
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2017/11/01
原発の電気は安いのか?(前編)
(「環境管理」からの転載:2017年10月号)
新たなエネルギー基本計画策定に向けて、わが国の今後のエネルギー政策のあり方が改めて議論されている。 続きを読む
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2017/10/26
CCSは温暖化対策の切り札になるか?
ー苫小牧CCS(二酸化炭素の回収、貯留技術)事業を見学してー先日、国際環境経済研究所のメンバーによる北海道の環境・エネルギー関連事業の設備見学に参加させていただいた。その際、苫小牧で行われているCCS実証プロジェクトの現場も訪問する機会を得たので、ここにご紹介させていただくと共に、CCS事業の現状や課題を簡単に整理したい。 続きを読む
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2017/09/28
天然ガスにもダイベストメントの波が来るのか?
── TCFD最終報告書を踏まえて考える
気候関連財務ディスクロージャーの展望と課題(「環境管理」からの転載:2017年9月号)
トランプ大統領は正式にパリ協定を離脱する旨を国連に通告したが、投資家がESG投資への関心を高め、エンゲージメント、ダイベストメントという形で低炭素化社会への移行を促す動きに陰りはみえない。 続きを読む
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2017/09/13
未来見通す価値とその限界知る
書評:フィリップ・E・テトロック、ダン・ガードナー 著「超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条」(電気新聞からの転載:2017年8月25日付)
「平均的な専門家の予測の正確さは、チンパンジーが投げるダーツとだいたい同じくらいである」 続きを読む
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2017/07/19
置き換えて見える原子力の将来像
書評:堀江 貴文 著「ホリエモンの宇宙論」(電気新聞からの転載:2017年6月23日付)
IT企業ライブドアの設立者として彗星のごとく現れ、独特の着想と行動力でそれまでの「大人の世界の秩序」をいとも簡単に打ち破ったホリエモンの著である。 続きを読む
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2017/07/12
トランプ政権のパリ協定離脱を整理する
──その真意と影響は?(「環境管理」からの転載:2017年7月号)
米国のトランプ大統領は6月1日午後3時(日本時間2日午前4時)、ホワイトハウスのローズガーデンで演説し「パリ協定」からの脱退を宣言した。 続きを読む