解説一覧
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2017/11/09
高濃度PCB処理の最前線
~JESCO北海道 訪問レポート~はじめに
国家的イベント、東京オリンピック・パラリンピックは、10月28日現在で「あと1000日」のカウントダウンが行なわれている。 続きを読む
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2017/11/07
再生可能エネルギーの現場を訪ねて
-苫小牧バイオマス発電所見学報告-9月に行われたIEEI視察会に参加し、苫小牧バイオマス発電所を見学した。丁寧な説明で運営上の工夫や苦労を学ぶことができ、有益な機会となった。以下、見学内容をレポートしたい。 続きを読む
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2017/10/02
船舶における2020年問題
ー環境規制の決め手は何かー待ったなしの規制導入
昨年10月、国際海事機関(IMO)の第70回海洋環境保護委員会(MEPC70)において、一般海域にて使用する船舶用燃料の硫黄分を従来の3.5%から0.5%に規制強化することが決定された。 続きを読む
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2017/09/29
排出量取引と炭素税
炭素価格は“魔法の杖”ではない(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年8月号からの転載)
はじめに
環境省は、国内の温室効果ガス排出量を2050年までに80%削減という長期目標を達成するには、「カーボンプライシング」(炭素価格付け)の導入が必要不可欠として、学識経験者からなる「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」を6月2日に開催し、検討を始めた。 続きを読む
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2017/09/26
2050年長期温暖化対策の解説
パリ協定において、我が国は「2030年度において、2013年度比26%削減」の中期目標を策定している。これはエネルギーの基本計画に加えて、産業・業務・運輸・家庭部門別の取り組みの積み上げがベースになっている。 続きを読む
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2017/08/18
高レベル放射性廃棄物処分「科学的特性マップ」への各地の反応
平成29年7月28日、政府は高レベル放射性廃棄物の最終処分ができる可能性のある地域を示した日本地図「科学的特性マップ」を公表。 続きを読む
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2017/07/18
拡大生産者責任と企業の社会的責任
-容器包装リサイクル制度を題材として-OECDによって提唱され、各国の廃棄物政策に影響を与えている政策概念に拡大生産者責任(Extended Producer Responsibility :EPR)の考え方がある。わが国では容器包装リサイクル法が、EPRの考え方を初めて取り入れた法律と言われている。 続きを読む
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2017/07/07
資源循環型社会構築への未来図(その2)
2.法改正など制度改正の動き
廃棄物処理法の改正は前回が2010年に行われ、概ね5年に一度の改正に向けて、環境省の廃棄物処理専門員会が今年1月に論点整理の報告書がまとめられた。 続きを読む -
2017/06/30
資源循環型社会構築への未来図(その1)
近年、資源需要は世界的に増大し、天然資源の枯渇問題が深刻化する中で、我が国にとっても、資源循環型社会の構築は未来への大きな命題となっている。 続きを読む
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2017/05/25
アンモニア:エネルギーキャリアとしての可能性(その2)
5.CO2フリーNH3の合成
現在、工業的に主流となっているNH3の製造法は、天然ガス(NG)や石炭を改質して水素を生産する工程と、そこで生産された水素と空気中のN2からハーバー・ボッシュ(HB)法によりNH3を合成する工程の2つの工程から構成される製造プロセスによるものである。 続きを読む
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2017/05/23
アンモニア:エネルギーキャリアとしての可能性(その1)
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- 2014年9月から2015年5月にかけて、計12回にわたって「水素社会を拓くエネルギーキャリア」を連載させていただきました。 続きを読む
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2017/05/22
長期低排出発展戦略の争点(その1)
1 はじめに
(1)議論の経緯
パリ協定では、締約国は「長期的な温室効果ガスの低排出型の発展のための戦略」を策定するよう努めることとされている。この長期低排出発展戦略は今世紀中頃のもので、これを2020年までに提出することが招請されている。 続きを読む
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2017/05/17
低炭素社会の実現に向けた水素エネルギーについて(3)
-熱需要におけるCO2フリー水素による化石燃料代替-※ 低炭素社会の実現に向けた水素エネルギーについて(1)、(2)
二次エネルギーであるがゆえの課題
【6】ガス体エネルギーとしての活用策
次に水素を消費する側であるが、すでに設置されているボイラ等既存設備・インフラを活用する方法もある。 続きを読む
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2017/05/11
低炭素社会の実現に向けた水素エネルギーについて(1)
-熱需要におけるCO2フリー水素による化石燃料代替-最終エネルギー消費と水素エネルギーの現在の利用状況
【1】はじめに
現在、国際的なエネルギー価格変動と地球温暖化問題への実践的対応が世界共通の大きな課題となっている。 続きを読む