年末の大掃除の不用品はお得に処分


消費生活アドバイザー

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 2021年もあと少し、何かと慌ただしく時間が過ぎる頃ですね。年末と言えば大掃除も大切なイベントです。普段手が届かない箇所もしっかりと掃除をして、1年間の汚れを落として、きれいな家で新年を迎えたいものです。
 そして、大掃除で出た不用品をただ捨ててしまうのは、もったいないことです。自分にとっては不要品かも知れませんが、誰かにとっては必要な品であることがあるからです。
 極端な話ですが、リサイクルショップでは引き取ってもらえないような、壊れたパソコンは、フリマアプリやネットオークションでジャンク品として出品することができます。たとえパソコンとしては使用できなくても、中身のパーツが欲しいと考える人もいるのです。懐かしさを覚えるMDウォークマンやワープロも売買され、他にもブランドの紙袋やトイレットペーパーの芯といったゴミとして処理されそうなものまでも売られています。
 フリマアプリは、取引が成立したら手数料を支払う仕組みで、出品するだけならお金はかかりません。時間に余裕があるなら、不用品はゴミにするよりもフリマアプリでお金にするといいでしょう。もちろん、長期間家のスペースを占領するものは、ある程度期限を切って売れなければ処分をするといったルールを決めておかないと、部屋が片付かなくなる恐れがあります。

子ども時代のおもちゃがお宝に

 他にも、子どもが小さかった頃に大量に買ったミニカーやプラレールも未だ人気があるアイテムですし、アラフィフ世代が幼かった頃の1980年代に流行った「キン消し」や1990年代~発売された「ポケモンカード」などカード類にもプレミアがついているかもしれません。学校から帰ってきたら、それらが捨てられていた…と苦い経験を持つ人もいるかも知れませんが…。

実家にお宝が眠っているかも?

 また、実家の納屋などに明治、大正、昭和の古道具と言われるアンティークがあれば、高く売れるチャンスかも知れません。アンティークかつブランドの万年筆、柱時計や懐中時計、和時計、足踏みミシン、大工道具、ノベルティグッズなどさまざまなものが取引されています。他にも昔懐かしい電笠や氷コップ、古い農具や竹のザルや臼なども古民家風のインテリアを好む人にとって人気のアイテムです。


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 他にも、昭和の飲料メーカーなどが、非売品として、商品のキャラクターやアニメのキャラクターをプリントしたノベルティグッズを配っていましたが、それらも売買の対象になりますし、もちろん昭和の飲料瓶や缶なども同様に売買の対象となっています。さらに1970年代の花柄のポットやホーローの鍋やグラスなども昭和レトロのアイテムとして人気です。昭和生まれの筆者としては、昭和レトロというワードに戸惑いを隠せませんが…。実家の自分の部屋が昭和レトロのままタイムスリップできるなら、自分の部屋でお宝探しもいいかも知れません。
 また、古いフィルムカメラも最近になって人気となっています。年代もので、有名メーカーのフィルムカメラなら捨てる前に査定に出してみてはいかがでしょうか。
 いただきもので、未開封の洋酒やウイスキーは眠っていませんか?眠っているならオークションに出品してみると意外と高値が付くかも知れません。

地金に価値があるものも

 ゴルフコンペなどでもらった優勝カップやトロフィーが銀製であれば、重さ×グラム当たりの相場で買い取ってもらえます。バブルの頃の銀価格はそれほど高くはありませんでしたが、現在は銀の価格も高騰していますので、ゴミとして出すのではなく金属として買い取ってもらうのが賢い処分方法と言えるでしょう。

高く買い取ってもらうコツ

 何を売るにしても、価値がわからない業者に持ち込むと、二束三文で引き取られてしまうため、その価値がわかる業者や人に引き取ってもらうことが高く買い取ってもらうコツです。まとめてリサイクルショップへ持っていくのではなく、ある程度ネットで調べてから業者を選んだり、ものによってはフリマアプリやオークションで売るといいでしょう。フリマアプリは値引き交渉がありますが、オークションは値段が吊り上がる仕組みなので、高く売りたいものなら、オークションと使い分けることをおすすめします。
 近年ユーザー数を増やしている個人間売買ができるフリマアプリは、スマホ1台で手軽に出品することができ、またシニア層の利用も増えており、年間出品数は約72個と20代の約2倍にもなると言うデータもあります。裏を返せばそれだけシニア層は売るものがあり、それをゴミにするか資源にするか、必要とする誰かに再び使ってもらうかは、その所有者次第と言えるでしょう。