電力自由化どうする?どう選ぶ?【基礎知識編】


消費生活アドバイザー


 大変ご無沙汰しておりました。本当にすみませんでした。
 気付けば季節は春を迎えようとしています。花粉症の私には切ない季節で、今年は特に目に来るようです。
 そして、この4月1日からスタートする「電力自由化」に注目が集まっています。
 あちらこちらで、電力自由化というフレーズを見聞きすることが多いかと思いますが、我が家も毎月の電気料金が安くなるなら見直しをしたいと考えています。

 ここで、しばらくは電力自由化について調べたことや考えたことなどを、いち消費者の目線で書いて行きたいと思います。

 今回は電力自由化の基礎知知識をまとめたいと思います。

<そもそも電力自由化ってなに?>
今まで管轄の電力会社のみでしかできなかった契約が、他の小売電力事業者と契約ができるようになること。それによって、硬直的だった電気料金やサービスに柔軟性が出るのがメリットとも言えるでしょう。

<電力会社を換えなければいけないの?>
そんなことはありません。旧プランのまましばらくは継続することができます。

<特別な器機を買わなければいけないの?>
スマートメーターの設置が必要です。基本無料ですが、設置時に特別の工事が必要な場合は別途お金がかかることがあります。

<スマートメーターって何?>
スマートメーターとは、通信機能を持ったメーターのことで、従来のメーターは検針員が現地で検針の作業をしていましたが、スマートメーターは遠隔で検針等ができるメーターのことです。

出典:関西電力HPより

出典:関西電力HPより

<スマートメーターはどうしたら設置できるの?>
管轄の電力会社へ連絡して導入するか、新たに申込をする小売電力業者で契約をすると、業者経由で管轄の電力会社へ連絡をして、管轄の電力会社から申込者へ連絡が行き、設置する方法があります。

<アンペア数(A)が関係あると聞いたけど>
小売電力事業者によっては、最低アンペア数が決められていることがあります。そのアンペア数に満たないアンペアの場合は、一度管轄の電力会社でアンペア数を変更してから申込をする必要があります。契約の際は、ブレーカーをチェックしましょう。

<停電しやすくなるの?>
仮に小売電力業者の送電が止まったとしても、管轄の電力会社の送電がされていれば、問題なく電力は供給されます。ただし、変電所のトラブルが起こった場合は、管轄の電力会社でも小売電力事業者どちらも供給が止まることがあります。
万が一、契約した電力会社が倒産しても電気の供給は止まりません。

<賃貸住宅や分譲マンションに住んでいても切り替えできる?>
賃貸住宅の場合、電力会社の契約名義人が本人の場合は切り替えができます。
他の人の名義の場合は、その方に確認しましょう。
マンションに住んでいても、切り替えはできます。ただし、マンションの管理組合などを通じてマンション全体で一括して電気の購入契約をしている場合には、切り替えができない場合もあります。管理組合などへ確認してみましょう。

<注意すべきことは?>
このような制度が大きく変わる時は、詐欺まがいの話しがつきものです。
例えば、この器機を設置しないと、電気が使えない。
電線を新たに引かないと、電気が使えない。
確認にもなりますが、設置するのは「スマートメーター」で原則無料
また、新たに電線を引く必要はありません
そして電力会社を変更しなくても、「電気は今まで通り使えます」
国民生活センターでも事例を出しています。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160212_1.html
また契約などのトラブルはお住まいの自治体の消費生活センターなどにお問い合わせください。
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

 まだまだたくさんの検討すべきことがありそうです。我が家の電気代が安くなるのも高くなるのも私次第?更に詳しく調べてみたいと思います。

記事全文(PDF)


ページトップへ