執筆者:堀井 伸浩
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2022/04/22
日本の「グリーン成長」を可能にする条件は?(後編)
-アジアの市場を足掛かりに火力の脱炭素実現でゲームチェンジを- -
2022/02/15
中国のカーボンニュートラルへの道筋
~「2030年までは経済優先」の揺るがぬ方針~COP26では終盤、石炭火力廃止に追い込もうとする全体圧力をはねのけるべく、インドが口火を切った。 続きを読む
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2021/03/11
日本の「グリーン成長」を可能にする条件は?(中編)
-技術的に先行していた日本製太陽電池の凋落から学ぶべきこと-本シリーズの前編では、菅政権のカーボンニュートラルを目指した「グリーン成長戦略」が絵に描いた餅ではないかと問題提起し、 続きを読む
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2021/01/14
日本の「グリーン成長」を可能にする条件は?(前編)
-中国が先行する洋上風力に勝機はあるのか?-菅首相は2020年10月26日の就任後初の所信表明演説で、2050年にカーボンニュートラルを実現する目標を打ち出した。 続きを読む
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2019/08/28
中国の再エネFIT制度見直し
-巨額の社会的コストを隠蔽して導入継続-中国は再エネ大国である。今となっては「何を今更」というくらい知られた事実であるが、筆者が中国の風力発電急拡大の背景を研究し始めた2010年頃は「え?あの汚染大国中国が?」という反応が一般的だった。 続きを読む
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2017/08/23
地獄への道は善意のレンガで敷き詰められている
石炭バッシングで世界が失う未来やや旧聞に属するが、トランプ大統領が公約通り、パリ協定から離脱し、地球温暖化問題への取り組みを行わないと発表した。離脱発表前から、石炭に係る環境政策と鉱業権を見直し、利用を拡大することも表明していた。 続きを読む
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2015/03/31
中国のCO2排出ピークは従来想定よりその頂点は高く、ピークアウト前倒しの議論は時期尚早
-2013年の石炭消費量は4.2億トンの上方修正、石炭合成ガス(SNG)により2020年に少なくとも1.1億トンのCO2排出増-本年2月に中国の国家統計局は毎年恒例の「国民経済・社会発展統計公報」を発表、その中でエネルギー消費量は前年比2%余りの微減に止まり、石炭消費量については同マイナス2.9%となったと公表した。 続きを読む