2016年4月のアーカイブ
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2016/04/28
先進エネルギー自治体(4)
大阪府堺市 ZEHの街づくりと下水再生水の活用4月14日以降、熊本県内各地で強い地震が続き、地震などの自然災害がいつ、どこで起きるかわからないことを痛感しました。甚大な被害が広がっており、住民の皆さんのことがとても心配です。 続きを読む
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2016/04/27
オバマ政権クリーンパワープランはどう動くか
── パリ協定後の石炭火力発電(「環境管理」からの転載:2016年4月号)
はじめに
民間のオブザーバーとしてCOPに参加している筆者は、その機会を捉えて国内外の研究者や産業界の生の声を直接聞くことを重視している。 続きを読む
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2016/04/26
米国の原子力を取り巻く動向(1)
2月にワシントンD.C.においてシンクタンクや米商工会議所、産業界へのヒアリング調査を行ったが、米国のエネルギー情勢や原子力発電を取り巻く動向について電力事業者にヒアリングした。 続きを読む
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2016/04/25
電力自由化どうする?どう選ぶ?【実践編】
「我が家にぴったりの電力会社は?」2回目電力自由化がスタートして1カ月が経とうとしていますが、我が家の電力会社は未だ決まりきっていません。
前回は、1年間の節約額で検討をしましたが、長いお付き合いにすべく、長期でのシミュレーション結果も見てみることにしました。 続きを読む -
2016/04/22
パリ協定“署名式”とは何か
昨年12月、COP21でパリ協定が採択された。これにて一件落着と思っておられる方もいるかもしれないが、実は採択されることは国際約束が発効するまでの「はじめの一歩」でしかない。 続きを読む
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2016/04/21
今そこにある危機:英国のグリーン政策で鉄鋼産業は絶体絶命に
タタ・スチールの放った衝撃
3月30日、英国の政財界に激震が走った。インドの鉄鋼大手タタ・スチールの取締役会がムンバイで開かれ、同社が持つ英国の鉄鋼事業を売却処理するとの決議を行ったと発表したのである。 続きを読む
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2016/04/20
先進エネルギー自治体(3)
静岡県浜松市 太陽光日本一の街がめざす“日本版シュタットベルケ”地震などの自然災害が多い日本において、“強靱化(レジリエンス)”なまちづくりは大きな課題です。先日開催されたレジリエンスジャパン推進協議会主催『先進エネルギー自治体サミット2016』のファイナリストに残った先進自治体のさまざまな取組は、これからのまちづくりの参考になるでしょう。 続きを読む
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2016/04/19
フューチャー・アース(地球の未来)と海洋
(海洋政策研究所「Ocean Newsletter」からの転載:第376号)
フューチャー・アース
1980~90 年代に開始された地球環境研究のプログラムは、気候や生物多様性など、地球環境の様々な問題点を明らかにし、その科学的知見はIPCC 報告書や気候変動枠組条約、生物多様性条約などに反映されてきた。 続きを読む
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2016/04/18
先進エネルギー自治体(2)
岩手県北上市『あじさい型コンパクト・スマートコミュニティ』地震などの自然災害が多い日本において、地域の特性を活かしながら、“強靱化(レジリエンス)”なまちづくりをすることは、大きな課題です。 続きを読む
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2016/04/14
COP21の成果とこれから
(「月刊 経団連 2016年4月号」からの転載)
まだまだ成長が必要なアジア地域が鍵を握る
まず、図表をよく見ていただきたい。2000年から2014年までのエネルギー起源CO2の排出状況を地域別、主要国別に見たものである。 続きを読む
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2016/04/13
先進エネルギー自治体(1)
宮城県東松島市〜日本初、マイクログリッドによる防災エコタウン先日、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会主催『先進エネルギー自治体サミット2016〜強靱な地域エネルギーシステムへ〜』の『先進エネルギー自治体大賞』の審査員をつとめさせていただく機会に恵まれました。 続きを読む
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2016/04/12
市民力で南相馬復興へ!
ソーラーシェアリングと菜の花プロジェクト(「月刊ビジネスアイ エネコ」2016年4月号からの転載)
東日本大震災から5年目の春を迎えました。東京電力福島第一原子力発電所事故により、今も多くの方々が避難している福島県南相馬市。 続きを読む
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2016/04/11
有馬 純主席研究員、第36回エネルギーフォーラム賞「優秀賞」受賞
当研究所の主席研究員である有馬 純さんが昨年上梓した「地球温暖化交渉の真実 国益をかけた経済戦争」(中央公論新社刊)が、 続きを読む
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2016/04/11
中古ビルのエネルギー効率向上策
ネットゼロエネルギービルが新築のオフィスビルでは売りになるようになっている。しかし、ストックとしては大きな量となる中小中古ビルは、断熱性も低く、空調設備などもエネルギー効率の低いものが使われているものが大半。 続きを読む
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2016/04/08
ミッシングマネー問題にどう取り組むか 第15回
日本のミッシングマネー問題対策をどうするか前回説明したとおり、日本においても、ミッシングマネー問題の顕在化は想定され、その対策として、広域機関による電源入札の仕組みが導入される。他方、comprehensiveな容量メカニズムも将来の導入をにらんで検討課題となっている。 続きを読む
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2016/04/07
ニカラグアはなぜパリ協定を「拒否」したのか
昨年12月のパリ協定採択の模様を現場で、あるいはウェブキャストで見ていた方は、ファビウス外相が「パリ協定を採択する」と木槌をおろした後で、パリ協定への反対意見を数分にわたって開陳したニカラグアのことを覚えておられると思う。 続きを読む
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2016/04/05
電力自由化どうする?どう選ぶ?【実践編】
「我が家にぴったりの電力会社は?」1回目電力自由化によって、今まではそのエリアを管轄する電力会社のみの契約だったのが、これからは、消費者が選ぶ時代になりました。選択肢が増えたことで、消費者としてはさまざまなメリットも期待できそうです。 続きを読む
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2016/04/04
民主党サンダース氏とクリントン氏の気候変動対策は?
11月の米大統領選に向けた民主・共和両党の指名獲得レースが進む中、日本時間の3月27日時点で、アラスカ、ワシントン、ハワイの3州で民主党の党員集会が行われ、3州すべてでバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)がヒラリー・クリントン元国務長官に勝利する結果となった。 続きを読む
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2016/04/01
ミッシングマネー問題にどう取り組むか 第14回
日本ではどうなりそうか電力システム改革と再生可能エネルギー(自然変動電源)の政策支援による大量導入は、日本でまさにこれから起ころうとしていることであるので、日本でもミッシングマネー問題の顕在化が想定される。 続きを読む