MENUMENU

宮井真千子・電子情報技術産業協会環境委員会委員長に聞く[前編]

震災を乗り越え、最先端の環境技術で世界をリードしていく


国際環境経済研究所理事、東京大学客員准教授


印刷用ページ

厳しい事業環境でも日本より海外という短絡的な思考はしない

――空洞化が進むと言われていますが、どのようにお考えですか。

宮井:電力の安定供給もそうですが、それに加えて昨今の異常な円高、また関税の問題などが総合して影響するため、日本で生産活動を維持するのが非常に難しい状態になっています。だから、空洞化が叫ばれているのです。

 この問題は簡単に回答できるものではありませんが、パナソニックは、このような状態になったからといって、日本より海外という短絡的な思考は持っていません。当社には、さまざまな事業がありますので、個々の事業環境によって何を日本に残して何を海外に持っていくのかをしっかり考え、適切な方策をとっていきます。

 調達機能を2012年度にアジアにシフトする旨を発表しましたが、これはあくまでもグローバルに闘っていくなかで必要であるため移したということであり、今後はこのような判断が重要視されていくでしょう。

(後編に続く)

記事全文(PDF)