電気ケトルが便利でお得過ぎた!


消費生活アドバイザー

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 あんなに暑かった夏も和らぎ、少しずつ秋の気配を感じます。寒くなってくると、温かい飲み物が恋しくなるものです。温かい飲み物を沸かすものと言えば、やかんやポットが一般的ですが、やかんを使ってガスで沸かすのか、それとも電気ポットで沸かした方がお得なのか?気になったことはありませんか?

 そんな疑問の答えが、フランスの調理器具や小型家電メーカーのT-falのホームページにありました。

T-fal公式サイトの情報をもとに作表

 細かい条件などはリンク先の公式HPから確認していただきたいのですが、この表でわかることとして、お湯が沸く速さは、カップ1杯程度の少量から1リットルまでなら電気ケトル。1リットルまでなら電気ケトルで沸かした方が、燃料費が安いという結果になりました(電気料金とガス料金のレベルにより結果は異なります)。

 早々に結論が出てしまったので、我が家のお湯を沸かす頻度を考えてみました。
 ガスコンロ+やかんのみで生活をしており、やかんで麦茶のお湯2リットル弱、ドリップコーヒー日に3回程度、インスタントみそ汁やカップスープ1日1~3回程度、時々カップラーメン用にお湯を沸かしています。この状況であれば、やかんで沸かしてお得なのは、麦茶のお湯を沸かすときのみで、電気ケトルを導入した方が節約になるのでは?

電気ケトルを導入してみたら…

 購入したのは、T-falの「Performa」0.8Lのもので、3000円くらいで買えます。
 電気ケトルの電気代とガス代の損益分岐点は1リットルということなので、我が家の使用状況を考えると、大きいものは不要なので手ごろなサイズのものにしました。

使ってみた感想

 とにかく便利!計量カップで水を測ってポットに入れてスイッチを押すだけで、あっという間にお湯が沸く快適さに、正直早く買えばよかったと思うほどです。

 我が家の場合、基本的にみそ汁は息子だけしか飲まないので、インスタントみそ汁にしています。早くお湯が沸くのはもちろんのこと、やかんでコンロを1つ塞がなくて済むところがいいなと思いました。

 また、やかんでお湯を沸かしている最中に、隣のコンロでフライパン調理をしているとどうしてもやかんに油汚れなどが付着してしまうため、都度洗ったり拭いたりすることが手間だと感じていました。

 そして私自身、ドリップ式のコーヒーを飲むのですぐにお湯が沸くのはありがたいです。やかんを使っていた時は、寝ぼけていて少量のお湯を沸かしてドリップしていた時にやかんが腕に当たって軽いやけどをしたことがあったのですが、電気ケトルならその心配はなさそうです。
 また、麦茶のお湯を沸かすときは10分程度やかんを使うことができません。つまり、その間コーヒー用のお湯やみそ汁用のお湯を沸かすことができないのです。これは地味に不便だと思っていました。その不便さが解消されたのもメリットと言えるでしょう。

 今のところデメリットはない電気ケトルですが、内側に少しずつ水垢が付着しつつありますので、定期的にクエン酸洗浄が必要だと思っています。

 少量のお湯なら電気ケトルがお得で便利!気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。同じメーカーでもモデルで性能や機能が変わるので、購入者のレビューなどを参考にして選んでみてはいかがでしょうか。