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東洋紡、インドネシアに包装用ポリエステルフィルム(環境配慮フィルム)の製造設備を増設


 東洋紡株式会社は、インドネシアの大手フィルムメーカーPT. TRIAS SENTOSA, Tbk.との合弁会社であるPT. TRIAS TOYOBO ASTRIA(TTA)に、包装用ポリエステルフィルムの製造設備を新たに増設することを決定した。環境に配慮したフィルム製品の世界的な需要拡大に対応するため、TTAでは約100億円を投資し、生産能力を倍増する。2024年春に着工、2025年秋の稼働開始を目指す。
 TTAは、同社の包装用フィルム事業の海外展開の加速を目的に2017年に設立され、2020年初頭より生産を開始。バリア性能に優れた透明蒸着フィルム「エコシアール(R)」向け原反フィルムをはじめ、各種ポリエステルフィルム製品を、同社やTRIAS、および合弁会社であるPT. TOYOBO TRIAS ECOSYARに供給してきた。

 環境意識が世界的にますます高まる中、新たにTTAに製造設備を増設することにより、同社グループ全体のポリエステルフィルムの生産能力が大きく向上する。これにより、包装材の減容化に貢献する薄肉タイプのシュリンク(収縮)フィルム「スペースクリーン(R)」やバイオマス原料・リサイクル原料を使用したフィルム、缶製品製造時の環境負荷低減に貢献する鋼板ラミネートフィルムなど、環境配慮型フィルム製品のグローバルな需要に対応する供給体制の強化を図る。

 同社は、本年5月26日に公表した長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」において、フィルムのグリーン化比率を2030年度に60%、2050年度には100%とすることを目標の一つとして掲げている。今後、環境に配慮したフィルム製品のグローバル展開をさらに加速し、循環型経済の実現に貢献できるよう努めていく。
【東洋紡株式会社】