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冬の簡単暖房費節約7のコツ


消費生活アドバイザー


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 冬の暖房費は家計にとって悩みの種です。今回は少ないエネルギーでも温かく過ごす7つのコツをご紹介します。

1.寒さ対策には窓対策から

 暖房器具を使って部屋を暖めても、窓対策がされていないと外の冷気が窓ガラスを通して入って来るとともに、部屋の暖気が逃げてしまいます。そしていくら暖房器具の設定温度を上げても部屋が暖まりにくくなります。部屋のガラス窓にはしっかりと厚手のカーテンをすき間なくかけましょう。カーテンの丈が短く、すき間が空くならクッションや丸めたバスタオルですき間を塞ぎましょう。

2.温める範囲をできるだけ狭くする

 暖房器具を使用する際はできるだけ温める範囲を狭くすることが省エネにつながります。扉を閉めたり、間仕切りを使うのもいいでしょう。冬の暖房器具のおすすめはやっぱりこたつです。こたつは狭い範囲を温めてくれるので、部屋全体を温めるよりもかかるエネルギーは少なく済みます。そしてこたつは敷物の下に断熱シート、こたつ布団は中掛けや上掛けをプラスして熱を逃がさない工夫をすることでさらに省エネになります。

3.着るもので温度調節をする

 肌寒いと感じたときは、暖房の設定温度を上げるよりも、まずは着るもので調整をしましょう。カーディガンを1枚羽織る、靴下+スリッパを履く、温かいズボンを履きましょう。とくに冷えを感じやすい首元や足首をネックウォーマーやレッグウォーマーで温めるようにするとよいでしょう。

4.保温機能は必要なときのみ

 いつでも便座が温かい保温式の温水洗浄便座は、冬のひんやり防止にとても役立ちますが、電気代が増える要因にもなります。まずは便座と温水の設定温度を低温にしましょう。常に便座を保温するために、電力が使われている保温式の便座はふたをしないと、便座から放熱してしまいます。使い終わったらふたを閉めることを忘れずに家族で習慣化させましょう。炊飯器やポットなど保温機能は寒い冬にはありがたい機能ですが、電気代がかさむ原因になりますので、長時間使わないようであれば保温を切るようにしましょう。

5.湿度を上げる工夫をする

 湿度を上げることで体感温度が上昇します。加湿器を使ったり、洗濯物を室内干しにする。入浴後は浴室のドアを開けるなどの工夫をして部屋に湿気がまわるようにするとよいでしょう。また食事はリビングで鍋ものを囲むといった湯気の出る料理も湿度を上げるには効果的と言えるでしょう。

 加湿器にはヒータ式、気化式、超音波式に加えてそれらのハイブリッド式などいくつかの方式のものがありますが、ヒーター式は加熱をして蒸気を出すため電気代が高いのですが、その分殺菌効果が期待できるため、衛生的に使える反面、吹き出し口から湯気が出るのでやけどのリスクが高くなります。気化式はフィルターを水で湿らせて、フィルターから水分が気化することで加湿される仕組みです。加湿よりは電気代が少なく済みますが、フィルターを濡れたままにしておくと、カビが生える原因にもなりますので、こまめなお手入れが必要です。超音波式は、タンクの水を微振動させて霧状に放出するタイプのものです。加熱をしないので、電気代が安い反面、煮沸による殺菌効果が見込めないため、こまめなお手入れが必要となります。加湿器は電気代もそうですが、設置場所や使う人によって使い分けるとよいでしょう。

6.家族仲良く過ごしましょう

 家族が仲良く一つの部屋で過ごすことで、暖房を共有するウォームシェアができることと、照明、テレビなどの家電製品を共有する時間が増えることで、個別の部屋で過ごすときに比べて消費電力を大きく節約することができます。これは大きな節約になるので、できるだけ意識をして実践してほしい節電アクションです。

7.家族で節電習慣を身に付ける

 節電は一人でやるよりも家族みんなでやることで効果が高くなります。1~6のアクションを家族で共有しつつ、日が暮れたら厚手にカーテンを引く、照明をこまめに消す、外出や就寝15分前には暖房のスイッチを消す。といった節電習慣を家族で身に付けて、この冬の暖房費を上手に節約しましょう。



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