リオ+20参加報告 ②
成果文書をどう読むべきか?
立花 慶治
経団連自然保護協議会 顧問
トップダウンからボトムアップへ
日本の若者代表が以下のように総括している※5ことは示唆に富む。
「グリーン経済は … 意欲的な国、地方自治体、企業、NGO等による合同のフォーラムで成功や失敗の事例を共有し、取り組みを促進するための施策を計画したり、ニーズに合わせて主体間のマッチングをしたりするなど、具体的なやることベースで話す方がふさわしいテーマではないか … 。」
トップダウン的アプローチよりも、「具体的なやることベース」のボトムアップ的アプローチの実践が若者の間で増えていくことに期待したい。
成果文書は、地に足をつけて活動することの有効性に気づかせてくれたようだ。
- 脚注)
- ※5
- 前掲 http://www.mri.co.jp/SERVICE/rio20/pc08/20120720.html 資料4-4参照。