2019年5月のアーカイブ
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2019/05/31
SDGsの観点から原子力発電を再検討する
1 SDGs
2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された。その中に記載された2030年までの国際目標がSDGs(持続可能な開発目標)である。 続きを読む
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2019/05/29
地球温暖化は生物多様性を増す
書評:クリス・D・トマス 著、上原 ゆうこ 訳『なぜわれわれは外来生物を受け入れる必要があるのか』(電気新聞からの転載:2019年4月26日付)
目から鱗の、生態学の新常識。 続きを読む
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2019/05/28
石油におけるエネルギー安全保障
調達面と流通面での安定供給(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年5月号からの転載)
「令和」の時代は、わが国の石油産業にとって、石油需要の減少の加速化や、本格的なエネルギー転換が予想される厳しい時代になることだろう。 続きを読む
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2019/05/23
温暖化対策長期戦略とSociety5.0の思想
現代的環境主義宣言――技術こそが地球環境問題を解決する標題の「現代的環境主義宣言(エコモダニスト・マニフェスト)」は、米国ブレークスルー研究所(Ted Nordhaus所長)が同所の基本思想として2014年に纏めたもの。 続きを読む
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2019/05/22
なぜ英国はEUを離脱するのか?
ブレグジットがエネルギー・環境政策に与える影響日本では英国のEU離脱に伴うデメリットに関する報道が多く、なぜ英国がEUを離脱する必要があるのか報道ではよく分からない。 続きを読む
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2019/05/21
[日本商工会議所]『「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(仮称)(案)」に対する意見』を環境省に提出
日本商工会議所は5月16日、環境省が実施した「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(仮称)(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)に対し 続きを読む
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2019/05/17
グリーン・ニューディールの夢を壊す高速鉄道計画
工費増大などでカリフォルニア州の計画が大幅縮小(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年5月号からの転載)
1980年代後半から90年代初頭にかけて、国内の不動産価格が高騰し、日本全土の土地価格が米国全土を上回ったという話があった。 続きを読む
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2019/05/13
日本文明とエネルギー「気象の狂暴化」特集(1)
地球の気候は変動し続ける地球の気候変動
温暖化は確実に進んでいる。温暖化により気象は狂暴になり、未来の日本列島に襲いかかってくる。 続きを読む
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2019/05/10
モロッコの最新エネルギー情勢
世界最大規模の集光型太陽熱発電所が稼働(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年5月号からの転載)
独立行政法人・国際交流基金の中東・北アフリカグループ招聘プログラムの一環で、モロッコのエネルギー行政官と意見交換する機会がありました。 続きを読む
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2019/05/09
[経団連]『循環型社会形成自主行動計画 -2018年度フォローアップ調査結果および「業種別プラスチック関連目標」-』の公表
経団連は、1997年より「環境自主行動計画」を策定し、循環型社会の形成に向け、 続きを読む
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2019/05/08
ドイツの石炭火力発電廃止とその雇用維持のために
ドイツ政府の「成長、雇用、および構造変革委員会(通称:石炭委員会)」は1月26日、石炭火力を2038年までに全廃することに合意したとする報告書を発表している。 続きを読む
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2019/05/07
規制は何のために行われるのか
4月24日に開催された原子力規制委員会の定例会において、テロ対策施設の完成が期限に間に合わなければ、原子力発電所の運転を止めることが決定された。 続きを読む