コスメ de エコ
丸山 晴美
消費生活アドバイザー
今年の夏は暑かったですね。我が家に1基しかないエアコンもほぼフル稼働していました。電気の通知表とも言える利用明細書を恐る恐る見てみたのですが、意外にもそれほど高い電気料金にはなっておらず、通常の電気料金にプラス2,000円くらいでした。正直プラス2,000円で熱中症対策になるなら安いものだと思います。省エネ性能の高い家とエアコンの組み合わせは生活しやすいものですね。
今回のエネエコブログは、女性なら日頃から利用しているコスメのエコをご紹介したいと思います。
コスメは基礎化粧品からファンデーション、メイクアップ用品などさまざまなものを使います。そしてまた、次々と新商品や限定コスメが販売されます。その都度買って、飽きてしまっていてはもったいないですよね。
まずはサンプルでお試しをする
プチプラコスメといったお手頃価格のコスメもありますが、基本的には1つあたり3,000円程度はしてしまうものです。買ってみたものの、肌に合わなかったり、使い心地が悪いなど商品の説明文や評判だけではわからない部分もあります。初めて購入するコスメは買う前にサンプルで試してから買うと失敗が減らせます。メーカーサイトや店頭でサンプル請求ができるところもありますので、きになるものがあればしてみてはいかがでしょうか。
基礎化粧品は詰め替え用を選ぶ
毎日使う化粧水や乳液といった基礎化粧品は、できるだけ詰め替え用を選ぶと容器の節約になります。
例えば、なめらか本舗の化粧水やジェルは詰め替え用があり、詰め替え用は100~400円ほど安くなります。
SARAYAのオールインワンジェルも、リフィルがありキャップと外容器を再利用することができ、400円ほど節約になります。
こうした取り組みは各化粧品メーカーでも行っていますので、お気に入りのものがあればぜひ利用したいものですね。
ちなみに私は手作り化粧水を作っています。
材料は、精製水100ccに対して、エタノール、グリセリンを各15ccずつ加えて混ぜるだけです。その都度計るのが面倒なので、専用の容器に線を引いて作っています。かれこれ20年以上愛用しています。使用している容器は、手作りをする前に使っていた化粧水の瓶で、26年間使ってもびくともしません。そう考えると、捨ててしまうのはもったいないことですね。
コスメは定番を底見えするまで使い倒す
実は私自身あまりコスメに興味がありません。興味がないので、同じものを何年も使っていても飽きません。今使っているアイシャドーも、もう何年も使っていて、底見えしています。
使い終わっても、リフィルで詰め替えてまた使います。
色が合わなくなった時は…
口紅やファンデーションなど流行や日焼けなどで、なんとなく色味が違うと感じることもあるかと思います。そんな時は、色を混ぜて使ってみましょう。
例えば、手持ちのファンデーションの色が明るいと思ったら、暗めのファンデーションと混ぜて使えばその時の肌色に合わせて使うことができます。
化粧品は、かけようと思えばいくらでもお金をかけることはできますが、使い方や買い方によってはいくらでも節約できる部分でもあります。最後までムダ無く使い切って、容器などは繰り返し使うことでお財布にも環境にも優しい生活を送ることができるでしょう。