丸山晴美のエネ・エコライフ
増税でますます注目されるエネエコライフ
続く値上げラッシュにも対応できる使い切り術(日用品・衣類編)
丸山 晴美
消費生活アドバイザー
衣類のムダを省く
コツは以前も書きましたが、体型を大きく変えないことです。常に一定のサイズが着られるように維持することが大切です。そしてまた、流行を追いすぎないようにしましょう。流行を追いすぎると、着られなくなるものが増えてしまいます。私自身、妊娠出産で体型が変わってしまいましたが、何とか時間をかけて体型を戻して以前着ていた服を着ています。幸いなことに、流行を追ったものは妊娠がわかってからリサイクルショップで売って処分しました。売らずにとっておいたベーシックな服は今でも着ています。そのお陰で、被服費はほとんどかかっていません。ふと感じるのは、一昔前の生地や仕立ての方がしっかりしていたような気がします。普段着はファストファッションで済ませて、仕事で身につけるものは比較的質の良いアイテムで揃えることで、メリハリを持たせています。長く着るためには体型だけではなく、衣類のお手入れをしっかりして、次のシーズンでも使えるように保管をします。夏物は汗染みが残りやすいので、水洗いもしくは専門店でケアをすると更に長持ちします。
できるだけ、あるもので済ますことです。捨てる前にもう一度、何かに使えないか考えて最後までムダ無く使い切ることが、エネエコライフの基本スタイルと言えるでしょう。