冬の暖房費節約術 電気その1
丸山 晴美
消費生活アドバイザー
ポイント5
寒いと感じたら1枚羽織りましょう
寒いと感じたら設定温度を上げるのではなく、1枚羽織るように衣類で温度調節をしましょう。例えば、カーディガンは+2.2℃、フリースの上着は+2.2℃、ひざかけは+2.5℃、靴下は+0.6℃、スリッパ+0.6℃と体感温度が上がります。(省エネルギーセンター調べ)
個人的には、首、お腹、足首を温めると温かく生活できてきます。この冬は室内で袖の無いダウンジャケットを着ています。毎朝5時に起床していますが、暖房を付けなくてもあまり寒さを感じません。袖が無いので、家事もしやすくおすすめです。
ポイント6
エアコン暖房使用時は加湿器も一緒に使いましょう
エアコンの暖房を使うと乾燥しますので、加湿器で湿度をコントロールするようにしましょう。50~60%くらいが理想的な湿度です。
湿度を上げると体感温度も上がるというデータもあります。また、風邪の菌は湿気に弱いので風邪予防にもおすすめです。リビングだけではなく、寝室にも是非置いておきたいアイテムですね。
ポイント7
エアコンを買い換える際は効率の高いものを選びましょう
冬の暖房、夏の冷房と生活には欠かせないものとなってきているエアコンですから、選ぶ際は省エネ性能の高いものを選ぶことが大切です。現在のエアコンの期間消費電力量は、10年前の機種の約10%削減されています。
より具体的に省エネ効果を知りたい時は、省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」がおすすめです。現在使用している製品と購入を考えている製品の比較ができます。エアコンだけではなく、テレビ、冷蔵庫、照明などの比較ができますので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
次回は暖房器具の節電ワザをご紹介します。