長期温暖化戦略
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2017/11/30
カーボンプライシングに関する鉄鋼業の見解
はじめに
環境省「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」の第5回会合(10月13日)では、有識者からのヒアリングとして、産業界から一般社団法人日本経済団体連合会、電気事業連合会及び、当連盟が対応した。 続きを読む
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2017/11/22
脱石炭のEUで出てきた代替エネルギーは?
欧州で相次ぐ原発新設報道とロ中の事業進出(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年11月号からの転載)
ハンガリーの首都ブダペストで8月28日から開催された世界柔道選手権。その会場で目をひいたのは、ハンガリーのオルバーン首相が、国際柔道連盟の名誉会長でもあるロシアのプーチン大統領と談笑する姿だった。 続きを読む
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2017/11/20
エネルギー安全保障を踏まえた「原子力事業」とは
(「日本エネルギー会議」からの転載)
2016年度の電源構成に占める原子力の割合は2%である。国の長期エネルギー需給見通しでは、2030年には20~22%に引き上げる計画である。このためには、現在の42基あるうちの30程度が再稼働する必要がある。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:三菱総合研究所主席研究員 山口氏に聞く「温暖化国際交渉を取り巻く状況変化」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)今回のCOPが21回目という、COP Watchのプロである山口氏にお話を伺いました。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:経団連国際環境戦略WG座長 手塚氏に聞く「日本産業界に期待されること」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)温暖化対策を進めるためには、産業界の関与が必須です。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:一般財団法人エネルギー総合工学研究所 黒沢氏に聞く「ICEF技術ロードマップで伝えたかったこと」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)今後大規模な温室効果ガス削減に向けては、革新的な技術開発が必須です。 続きを読む
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2017/11/17
【動画】COP23参戦記:国際再生可能エネルギー機関(IRENA)長田氏に聞く「世界の再生可能エネルギーの見通しと課題」
撮影:現地時間 2017年11月16日(木) -
2017/11/17
【動画】COP23参戦記:COP23会場(ボンゾーン)を歩く
撮影:現地時間 2017年11月16日(木)COP23会場は、交渉が行われるBula Zone(ブラゾーン。Bulaは今年の議長国フィジーの言葉でHello)の様子をお伝えしています。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:東京大学公共政策大学院客員教授 本部和彦先生に聞く 「COP23における交渉の構図」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)日本政府の技術分野における首席交渉官を務めておられた本部先生に、現在の複雑な交渉状況を解説していただきました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:富士通株式会社環境・CSR本部 山崎 誠也氏に聞く 「適応分野における富士通の取り組みーAIやセンシング技術を生かした取り組み事例ー」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)適応分野におけるビジネスの貢献に関するサイドイベントに登壇された富士通株式会社の山崎様にお話しを伺いました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:住友化学株式会社レスポンシブルケア部 村上 仁一氏に聞く 「適応分野における住友化学の取り組みーソリューションプロバイダーを目指す化学業界ー」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)適応分野におけるビジネスの貢献に関するサイドイベントに登壇さ れた住友化学株式会社の村上様にお話しを伺いました。 続きを読む
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2017/11/16
【動画】COP23参戦記:三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 吉高 まり氏に聞く 「適応分野におけるビジネスの役割」
撮影:現地時間 2017年11月15日(水)COP23は議長国がフィジーということもあり、「適応分野」への注目が集まっています。 続きを読む
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2017/11/14
省エネ型CO2回収設備の概要と展開
~高純度・低熱消費型CO2化学吸収プロセス~(「配管技術」2017年6月号から一部改編の上、転載)
1.はじめに
温暖化対策としてCO2排出量を削減する取り組みは各分野で実施されている。産業界においては、生産活動に伴い排出されるCO2を大幅に削減するためには何らかの革新的な技術の導入が必要となってくる。 続きを読む
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2017/10/26
CCSは温暖化対策の切り札になるか?
ー苫小牧CCS(二酸化炭素の回収、貯留技術)事業を見学してー先日、国際環境経済研究所のメンバーによる北海道の環境・エネルギー関連事業の設備見学に参加させていただいた。その際、苫小牧で行われているCCS実証プロジェクトの現場も訪問する機会を得たので、ここにご紹介させていただくと共に、CCS事業の現状や課題を簡単に整理したい。 続きを読む
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2017/10/23
カーボンプライシングの理論と実際
現在の日本において導入は必要か?(「エネルギー・資源」2017年9月号からの転載)
1.はじめに
カーボンプライシングの定義には2通りある。
広義には、CO2排出を削減する動機を与える施策(例えばエネルギー税や省エネ規制)はすべてカーボンプライシングであり、つまりは温暖化対策と同義になる。 続きを読む -
2017/10/20
日本でカーボンプライシングの導入は有効か
(「エネルギー・資源」2017年9月号からの転載)
1.はじめに
気候変動対策の国際的な枠組みとして2015年に合意された「パリ協定」では、各国が自主的に目標(NDC)を掲げ、その達成に向けた施策を実施していくこととされている。 続きを読む
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2017/10/13
上方修正が続く電気自動車販売予測
石油と電力需要はどうなる?(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年10月号からの転載)
多くの機関、企業が、バッテリー稼働の電気自動車(EV、プラグインハイブリッドを含む)の販売台数予測を上方修正している。 続きを読む
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2017/10/11
炭素税で石炭火力は止められるか
~カーボンプライシングのパラドックス~1 はじめに
カーボンプライシングとは、CO2排出に伴うコストを所与とせず、企業や家計の排出削減行動を促進するよう、CO2排出の価値を捉えて値付けし、政策的に上乗せすることである。 続きを読む
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2017/10/05
ついに始まったEVシフト
―石油需要のピーク早まる―(「月刊ビジネスアイ エネコ」2017年9月号からの転載)
はじめに
欧州で電気自動車(EV)シフトの嵐が吹き荒れた。 続きを読む
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2017/10/02
船舶における2020年問題
ー環境規制の決め手は何かー待ったなしの規制導入
昨年10月、国際海事機関(IMO)の第70回海洋環境保護委員会(MEPC70)において、一般海域にて使用する船舶用燃料の硫黄分を従来の3.5%から0.5%に規制強化することが決定された。 続きを読む