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国際エネルギー機関、ハンガリーのエネルギー政策レビューを公表


 国際エネルギー機関(IEA)は、ハンガリーのエネルギー政策レビューを公表し、クリーンエネルギーへの転換が同国のエネルギー安全保障・自立に重要だと報告した。ハンガリーは、2050年の炭素中立目標を法制化、長期的な「国家クリーン開発戦略」を定め、2030年までに発電量の90%を低炭素電源とすることを目指している。同国のエネルギー転換の強みは、急成長している太陽光発電と原子力発電の強固な基盤である。しかし内陸国であるため、天然ガス・石油・核燃料の輸入や原子力投資をロシアに大きく依存している。今回のレビューでIEAは、大きな潜在力のある風力や地熱エネルギーの活用と既存原子炉の運転期間延長による化石燃料の消費削減と再生可能エネルギーの多様化を求めるとともに、近年大幅に拡大しているエネルギー市場の相互接続を活用し、多様なルートや供給源から調達すべきと指摘。また同国政府が化石燃料の消費削減、エネルギー効率向上、クリーンエネルギー技術・人材等への投資促進に向けた追加目標・政策を導入するよう提言した。
【国際エネルギー機関】