アメリカエネルギー省、大気・陸上プロセスの観測研究に1600万ドルを拠出
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アメリカエネルギー省(DOE)は、気候・地球系コンピュータモデルの精度を高めるため大気と陸上プロセスに関する新規観測研究に、同省科学局から1600万ドルを拠出する計画を発表した。最終的な目的は、コンピュータモデルに新たなデータを取り込み、自然のプロセスをより正確に再現することにある。1600万ドルのうち1100万ドルは大気の研究に割り当てられ、雲とエアロゾルの役割について理解を進める研究を募集する。これは国内外にいくつも展開している科学局の大気放射観測(ARM)施設を用いた観測とデータ収集が中心となる。残りの500万ドルは陸上プロセスの研究に提供され、1)地上と地下の間の栄養、炭素、水の循環、2)ハリケーンや洪水、海面上昇などの攪乱が沿岸の栄養循環と植生に及ぼす影響、についての研究に提供される。募集対象は大学と非営利団体で、連邦の研究所(DOE以外)はパートナーとして参加できる。【アメリカエネルギー省】