2016年3月のアーカイブ
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2016/03/31
経済成長はギブアップ
-2050年温暖化ガス▲80%削減の世界-日本だけが成長していない
昨年(2015年)9月、安倍政権は2020年頃に日本の名目GDPを600兆円とする目標(2014年度は487兆円)を打ち出した。少子高齢化の中で社会福祉などの財源を確保するためにも経済成長が必要だとの考えである。 続きを読む
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2016/03/30
米大統領選〜米国の自動車政策の行方は?
2015年の米国自動車販売台数が1,750万台に達し、前年比5.7%増となった。2009年のクライスラーとゼネラルモーターズの経営破綻・救済騒動から7年。 続きを読む
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2016/03/28
エネルギー政策に関心を失う米国民の向かう先は原発離れ
低炭素電源のメリットは認識されず?シェール革命による天然ガスと原油の生産増と原油価格の下落により、米国民は急速にエネルギー安全保障問題、エネルギー政策に関心を失っている。 続きを読む
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2016/03/24
排出量取引で日本は出遅れているのか?
―韓国の2020年目標引き下げと排出量取引制度改革の実態―筆者も参加する「中央環境審議会 地球環境部会・産業構造審議会 産業技術環境分科会 地球環境小委員会 合同会合」は、3月4日、今春の策定を目指す「地球温暖化対策計画」の取りまとめ案について最終的な議論を行った。 続きを読む
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2016/03/23
電力自由化どうする?どう選ぶ?【応用編】
「一体何が変わるの?」※電力自由化どうする?どう選ぶ?【基礎知識編】
電力自由化スタートまであと少しとなりました。それに伴い、ママ友の間でも「電力自由化どこにする?決まった?」といった話題が出るようになってきました。 続きを読む
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2016/03/18
第9話「IAEA福島報告書を読む」
ウィーンにおける2016年の幕開け
年が明けて間もない、1月6日の北朝鮮の4度目の核実験は、原子力の影の側面を改めて想起させるものであった。ウィーンにおいても、当地に本拠を置く包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)が、同日直ちに北朝鮮での特異な地震波の動きを各国代表部に通報、技術ブリーフィングを行った。 続きを読む
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2016/03/15
米大統領選、トランプ氏が大統領になる日は来るのか(2)
~シンクタンクのアナリストはどう見る?~※【米大統領選、トランプ氏が大統領になる日は来るのか(1)】
大統領選の最大のヤマ場、今月1日(火)南部のテキサス州など11州で一斉に予備選挙や党員集会が行われた「スーパー・チューズデー」の結果は、 続きを読む
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2016/03/14
電力自由化どうする?どう選ぶ?【基礎知識編】
大変ご無沙汰しておりました。本当にすみませんでした。
気付けば季節は春を迎えようとしています。花粉症の私には切ない季節で、今年は特に目に来るようです。 続きを読む -
2016/03/11
鉄道とシカの衝突件数は年間5000件!
問題解決の製品開発秘話(「月刊ビジネスアイ エネコ」2016年3月号からの転載)
鉄道では、年間5000件ものシカとの衝突件数が発生しています。旅客や貨物の安全運行の妨げになり、鉄道会社にとって大きな悩みでした。 続きを読む
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2016/03/10
気候変動問題は大統領選の大きなテーマ?
2月初めの米国出張時にテレビで大統領選の特集番組を見ていたところ、「大統領選挙の際には、エネルギー問題を考えて投票しましょう」と訴えるコマーシャルが流れた。 続きを読む
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2016/03/09
ミッシングマネー問題にどう取り組むか 第13回
投資家は過少な電源投資しかしない今回は、kWh市場の持つ課題と容量メカニズムの意義について、少し視点を変えて考察してみる。Keppler(2014)を参考にした。
<理論的には、投資家は最適な投資をする>
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2016/03/07
米大統領選、トランプ氏が大統領になる日は来るのか(1)
~シンクタンクのアナリストはどう見る?~2月前半にワシントンD.C.のシンクタンクや商工会議所などに、大統領選の行方やオバマ大統領の気候変動対策などについてヒアリング調査を行ってきた。 続きを読む
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2016/03/02
改めてエネルギー・電力と経済の関係を問う
国の革新力と私たちの暮らしを支えるエネルギーと電気2月14日バレンタインデーは日曜日だった。出勤がないため、オフィスで義理チョコを貰い損ねた方もおられたのではないだろうか。なかには、チョコはお金で買えるが、お金では買えない愛が欲しいという方もいたかもしれない。 続きを読む