増税でますます注目されるエネエコライフ


消費生活アドバイザー

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 ご無沙汰しております。ブログの更新が滞っていてすみませんでした。昨年は、ある資格を取得すべく勉強に明け暮れ、めでたく年末に合格をいただきました。そしてまた、長年学部を変えて大学に在籍をしておりまして、現在3学部目にチャレンジ中。その後期試験を受けておりました。試験が終わり、ほっと一息ついたと思ったら、今度は保育園児の息子がダウン…。と、言い訳を並べてみました。(スミマセン…)
 とは言え、別にお仕事もしており、この4月1日から消費税が増税されることを受けて、あちこちから取材を受けており、現在も関連する取材依頼を多くいただいております。結論から言えば、いつかは「慣れ」るでしょう。とは言え、翌年の10月1日には消費税10%の増税も検討されているので、実施されれば更に負担が増えることになります。来年実施されなかったとしても、早かれ遅かれ10%にはなるかと思いますので、より家計の見直しが必要となってくるのではないかと思います。
 そんな中で、増税はエネエコライフには良い結果をもたらすのではないかと密かに期待しています。

その理由をいくつか挙げてみます。

ムダの少ない買い物をするようになる
光熱費、ガソリンなどの省エネをより心がけるようになる
最後までムダなく使い切るようになる
リユース、リサイクル、レンタルが活発化する
健康的な生活が送れるようになる

それぞれを簡単に説明しますと、

ムダの少ない買い物をするようになる
 
 増税による家計負担は、年収500~600万円世帯ではおよそ7,300円/月(みずほ総研試算より計算)。となれば、ムダを省くか、貯蓄を削るか、収入を増やすなどの対策を取る必要があります。それなら、増税分の支出を減らそうという考えになれば、限られた予算の中で優先順位を考えながら購入することでムダが減り、そこでゴミとなるものの購入が減ると考えられます。リデュース(発生抑制)の概念ですね。

光熱費、ガソリンなどの省エネをより心がけるようになる
 
 電気、ガス、水道、電話といった公共料金の基本料金、利用料金に消費税がかかっていますので、使い方にも注意をするようになるでしょう。ガソリン代にも消費税がかかっており増税もされるため、燃費が良くなる走り方としてのエコドライブへの意識が高くなるのではないかと考えています。

最後までムダなく使い切るようになる
 
 商品の単価が安かった時代(デフレ)はもう過去のことになりつつあります。商品の価格の値上げや、内容量を減らす実質値上げは既に行われています。一部インスタントラーメンでは値下げの動きがありますがこれは例外で、価格の上昇はは今後も続くと予想されます。総額が高くなるまとめ買いよりも、必要な分を必要なだけ買うといった購入金額が安くなる買い方になれば、管理もしやすく、余る部分が減り、最後までムダなく使い切るようになるでしょう。

リユース、リサイクル、レンタルが活発化する
 
 物価が上昇して、かつ消費税もあがれば、所得が増えない限りは使えるお金が減ります。そうなれば今あるもので済ませたり、使用回数が少ないものはレンタルで済ませて、できるだけ出費を減らす工夫をするでしょう。また、不要となったものはリサイクルやネットオークションに出して少しでも現金化するようになるでしょう。こうしたことが習慣となれば、それらの市場も活性化され、今までまだ使えるのに捨てられていたものも、必要とする人へ渡りやすくなると考えることができます。

健康的な生活が送れるようになる
 
 外食が減り、自炊が増えることで、塩分や油分を控えた食事ができ、健康的な食生活に繋がる。また、計画的に食材を使うことで廃棄が減る。食費を節約するために、家庭菜園やベランダ菜園で採れた野菜を献立に組み込むことが結果的に、地産地消と旬の食材の利用の一部に貢献できる。
 
 更に、レジャーや趣味にお金をかけなくてもできる楽しみ方を見つけるようになり、ピクニックや公園遊び、ランニングなどに切り替えることで、健康的かつ、レジャー費が減らせる。
 
 おまけとして、タバコも10~20円程度値上がりするために、禁煙を決意する人が増えると考えられます。1箱460円、1日1箱吸う場合、月13,800円、年167,900円にもなると考えると、禁煙に成功するだけでも消費税増税分がまかなえてしまう計算に。

 考えられることをざっと挙げてみましたが、悪いことばかりではないかなと個人的には思います。これをきっかけに、増税までに自分自身の生活を見直してみてはいかがでしょうか。
 次回は挙げた5つのテーマについて、詳しくご紹介したいと思います。

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