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経済協力開発機構、2060年までに世界のプラスチック廃棄量は約3倍に増加と予測


 経済協力開発機構(OECD)は報告書「ブローバル・プラスチック・アウトルック:2060年への政策シナリオ」(暫定版)で、2060年までに世界のプラスチック廃棄量は約3倍になるとの予測を示した。
 これによると、大胆な政策を行わなければ、世界のプラスチック消費量は2019年の4億6000万トンから2060年には12億3100万トンに拡大。廃棄量は2019年の3億5300万トンから2060年には10億1400万トンまで膨らみ、環境への漏出は年間4400万トンに倍増、水域の蓄積量は3倍超となる。廃棄物のリサイクル率は2019年の9%から2060年には17%に上昇するが、依然として焼却率20%、埋立率50%だという。
 また、報告書は2つの潜在的シナリオ(主にOECD諸国の財政・規制政策を統合した地域行動シナリオ、より厳しい政策を世界で実施する世界行動シナリオ)の影響を検討。プラスチックの環境負荷低減・循環利用促進を目指す政策として、プラスチック課税(包装を含む)、拡大生産者責任、廃棄物管理インフラ改善等を挙げている。
【経済協力開発機構】