MENUMENU

欧州委員会、エネルギー効率第一原則の実践的運用に向けた提言書とガイドラインを公表


 欧州委員会は、EUが掲げる「エネルギー効率第一原則」の実践的な運用を支援するため、加盟国向けの提言書及びこれに付随するガイドラインを公表した。提言書には、同原則を適切に運用するための具体的な方策が示されている。ガイドラインのほうは、同原則を、例えば加盟国の国家エネルギー気候計画(NECP)など、政策策定や投資決定に取り入れて実践するための手引きになっており、エネルギーの供給・流通から最終消費に至るまで様々な部門ごとの実践事例もまとめられている。両文書は、エネルギー効率指令の改正に向けて欧州委員会が提案している新条項をふまえたものである。同委員会は、エネルギーシステム及び非エネルギー部門の計画策定や政策、投資決定においてエネルギー効率化を考慮することを加盟国に義務づけるよう提案している。エネルギー効率化は以前から温室効果ガス(GHG)排出削減に関するEU政策の重要な要素であったが、エネルギー効率第一原則は、2019年のガバナンスに関する規則の採択によってEU法に公式に明記された経緯がある。
【欧州委員会】