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イギリス、G7気候・環境相会合が気候変動と生物多様性消失への取組強化の声明を採択して終了と報告


 イギリス政府は、G7気候・環境相会合が、双子の危機である気候変動と生物多様性消失への取組強化と排出実質ゼロ経済への移行支援を内容とする声明を採択して、2021年5月21日に終了したと発表した。声明は、石炭火力発電への投資が続く限り1.5℃目標は達成できないとして、海外の石炭火力プロジェクトへの新規政府援助の完全廃止へ向けて2021年末までに具体的方策をとることを約束した。この援助に代えクリーンエネルギー技術関連の援助を増額し、2030年代にほぼ完全な脱炭素発電システムに移行するための技術開発と政策を加速する。生物多様性目標の達成のためには、農産物増産と森林伐採の連関を断ち切るため持続可能なサプライチェーンへの援助を増額、また、2030年までに世界の陸地・海洋の30%以上を保全・保護する「30×30」イニシアティブなどに取り組む。さらに、途上国の気候変動対策支援のため、年1000億ドルを動員するという先進国共同目標を再確認した。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】