「根拠に基づいた政策論」を展開します。

※本連載・報文は著者個人の文責に基づくものであり、いかなる所属・関連機関に責が及ぶものではありません。

杉山 大志(すぎやま たいし)
キヤノングローバル戦略研究所/IPCC1.5度特別報告書代表執筆者
http://www.canon-igs.org/fellows/taishi_sugiyama.html

IPCCの解説はこちら
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3871
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3770
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4002

  • 2014/12/08

    自主的取り組みの経済理論

    2030年に向けての日本の温暖化対策はどうあるべきか。日本では、エネルギー価格は既に高く、また省エネ法は一巡しており、今後の政策強化は「政府の失敗」をもたらす恐れがある。従って、更なる温暖化対策としては、自主的取組みが重要だ。

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  • 2014/11/28

    CO2削減の「イノベーション・シナリオ」

    技術革新への洞察を深めることで、現実的な、イノベーションによるCO2削減シナリオが見えてくる: 革新的技術は、イノベーション・エコシステム(技術の生態系)から生まれる。これを育むには経済成長が不可欠で、日本のエネルギーは安くなければならない。 続きを読む

  • 2014/11/10

    IPCC統合報告書の問題点(速報)

    要約
    IPCC第5次評価統合報告書(11月1日発表)は、4月迄に発表された第1~3部会の報告書を短く再編集したものである。
    従って、新規の知見は無い。有用な情報は多いが、その一方で、既存報告書にあった問題点を引き継いで、尖鋭化させてしまっている。

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  • 2014/11/07

    1%イコール1兆円
    数値目標の本当のコスト

    数値目標を1%上積みするごとに、年間1兆円の費用がかかる。これは1トンCO2あたり10万円かかることを意味する。数値目標の本当のコストは途方もなく大きいので、安易な深掘りは禁物である。

     2015年のCOPに向けて、日本は「約束草案」の提出を求められている。 続きを読む

  • 2014/11/04

    CO2の排出量は計画できない
    「数値目標」ではなく「参考数値」とすべし

    日本のCO2数値目標をどうすべきか。今回は、過去の数値目標を振り返ろう。結論:政府に数値目標を達成する能力は無い。数値目標は強制するのではなく、飽くまで「参考数値」に留めるべきだ。

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