MENUMENU

デンマークとメキシコ、電力貯蔵はメキシコの気候目標実現において極めて重要とする調査結果を公表


 デンマークエネルギー庁とメキシコ環境・気候変動庁(INECC)は、大規模電力貯蔵技術(リチウムイオン電池等)に関する「技術カタログ」を公表し、こうした技術を有効利用すれば、メキシコは2050年までにCO2排出を6300万トン(電力消費による同国の現在のCO2総排出量の42%に相当)削減でき、グリーン移行を加速できると報告した。
 同報告では9種の電力貯蔵技術について詳細な技術・環境情報を提供し、長期的に見てリチウムイオン電池が最も費用対効果が高いとしている。電力貯蔵は今後数十年間で技術開発が続きコストが徐々に低下、日照の多いメキシコでは特に、リチウムイオン電池等と組み合わせた太陽光発電の能力拡大を促すとみられ、7種の電力貯蔵技術を太陽光発電に導入した場合の均等化発電原価(LCoS)を算出し比較。また、大規模電力貯蔵による気候変動緩和の潜在力を十分に活かすため、取り払うべき多くの障壁(同技術を軽視する一部の電力市場設計等)を特定した。
 デンマークは2014年以降、エネルギーと気候に関してメキシコと緊密に連携し同国の気候目標実現を支援している。
【デンマークエネルギー庁】