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カナダ環境・気候変動省、トロント市の気候行動に110万ドルを助成


 カナダ環境・気候変動省は、救急医療サービス用車両の低炭素化を図るトロント市の計画に対し「低炭素経済基金」から最大110万ドルの支援を行うと発表した。財源には同基金の「低炭素経済チャレンジ」のチャンピオン部門の一部が充てられる。トロント市は助成を得て、215台の救急車と60台の救急医療対応車両のルーフにソーラーパネルを設置し、搭載する医療機器への電力供給源とする。また100台超の救急車にハイブリッドの電気駆動系システムを導入し、燃料節約と温室効果ガス排出削減を図るという。ソーラーパネルは約20年、ハイブリッド電気駆動系システムは約12年の耐用期間を見込む。今回の助成によって2900台の乗用車1年分に相当する排出量の削減が実現する。トロント市の救急医療サービスはカナダの自治体で最多の車両数を有しており、クリーンな成長をめざす他の自治体への技術と基準の普及が期待される。カナダ政府は、2030年までの目標を達成後は2050年までに排出を正味ゼロにすることをめざし、今後もより強力な気候行動を発表していくという。
【カナダ環境・気候変動省】