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世界気象機関、2020〜2024年の気温、雨量予測を発表


 世界気象機関(WMO)は「全球当年〜10年間気候アップデート」を発表した。概要は次のとおりである。
・今後5年間(2020〜2024年)の各年の世界の年平均気温は、産業化前比で1℃以上高くなる可能性が高く、0.91℃〜1.59℃高くなる可能性は非常に高い。
・年平均気温が1.5℃以上高くなる年が5年のうち1年以上ある可能性は、低い(20%)が上昇傾向にある。5年平均気温が1.5℃以上高くなる可能性は、極めて低い(3%)。
・月平均気温が1.5℃以上高くなる月が5年の間に1月以上ある可能性は、高い(70%)。
・5年を通じ、南の海洋の一部を除くほとんどの地域で、平年より高温となる可能性が高い。
・2020年は、北半球の広い陸域で、平年より0.8℃以上高温となる可能性が高い。特に、北極の気温偏差は世界の平均気温偏差の2倍以上となる可能性が高い。気温偏差が最小の地域は、熱帯域と南半球の中緯度地域と予想される。
・5年を通じ、高緯度地域とサヘル地域は平年より多雨、南米の北部と東部は少雨となる可能性が高い。2020年は、南米、アフリカ南部とオーストラリアの多くの地域で平年より少雨となる可能性が高い。
・海面気圧偏差は、5年を通じ、北大西洋北部の強い西風がヨーロッパ西部に暴風雨をもたらす可能性を示している。
【世界気象機関】