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世界気象機関、2020年6〜9月の南アジアの降雨量は平年並みと予測


 世界気象機関(WMO)は、南アジアの大半の地域の2020年南西モンスーン期(6〜9月)の降雨量は平年並みと予測を発表した。2020年4月に開催された第16回南アジア気候アウトルックフォーラム(SASCOF)で合意された。地域の南部の大半と北西部の一部では平年を上回り、ベンガル湾北部沿岸の陸部では平年を下回るが、このほかの地域では平年並みとなる。全球気候モデル予報によると、太平洋赤道域における海面水温は低下しつつあり、南アジアの夏季モンスーンの変動に影響するエンソ(エルニーニョ・南方振動)は、現在、中立状態が顕著で南西モンスーン期間中、継続するとみられる。しかし、ごく少数の気候モデルは、モンスーン期後半かそれ以降に弱いラニーニャ現象が出現する可能性をわずかに示す。また、春を越えると予測精度が下がるいわゆる「スプリングバリアー」や他地域や全球的な気候要因等により予測が変動する可能性もある。例年、6月から9月には南アジアの大半の地域で南西モンスーンが卓越し、年降雨量の75〜90%の降水をもたらす。【世界気象機関】