MENUMENU

世界気象機関、アフリカのサヘル地域の2020年雨期は平年より多雨との予測を発表


 世界気象機関(WMO)は、アフリカのスーダン・サヘル地域の2020年の雨期(7月〜9月)は平年より多雨と発表した。2020年4月20〜24日に開催された「アフリカ・スーダン・サヘル地域気候アウトルックフォーラム」(PRESASS)で予測がまとめられた。雨期入りは平年より早く、明けは平年より遅く、初期に短い乾期と明け近くに平年並みの乾期があり、雨期全体として平年より多い雨量が予測される。フォーラムは、洪水の危険性を警告するとともに、サバクトビバッタ襲来について懸念を表明した。サバクトビバッタは、現在アフリカ東部とアフリカの角地域を襲い、作物に甚大な被害を与えている。雨期入りが早いと、サバクトビバッタ襲来の可能性が高まる。洪水、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行、サバクトビバッタの襲来が複合してもたらす不作と食料不足が懸念される。PRESASSは、北のサハラ砂漠と南の熱帯大西洋岸の間の地域を対象とする。この地域では、雨期に西アフリカモンスーンが卓越する。【世界気象機関】