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第5回太平洋島嶼国気候展望フォーラム、2019年末までの地域気候予報を公表


 世界気象機関(WMO)によると、2019年10月17〜18日にヌーメア(ニューカレドニア)で開催された第5回太平洋島嶼国気候展望フォーラム(PICOF-5)は、2018〜2019年の地域気候総括と2019年10〜12月の季節予報を公表した。フォーラムはフランス気象局が主催し、15カ国の気象水文機関(NMHS)、太平洋諸国6カ国の農業部門、南太平洋地域環境計画(SPREP)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)気候センター、世界気象機関(WMO)などが参加した。公表された10〜12月の季節予報では、エルニーニョ・南方振動(ENSO)中立状態が継続し、大半の地域で熱帯低気圧の活動は平年並みとなる見通しであるほか、ナウルからフェニックス諸島にかけての地域でサンゴ白化現象のおそれが大きいことなどが明らかにされた。11月からの熱帯低気圧のシーズンには正確な予報が重要であるため、PICOFは例年、シーズン直前に開催され、対話と科学的エビデンスを通じて、合意に基づいた季節予報を作成している。太平洋島嶼国の経済に貢献している農業部門からのニーズが大きいことから、PICOF-5では特に農業と気象学の連携に重点を置いた話し合いが行われた。【世界気象機関】