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国連、パリ協定の目標とSDGsを相乗的に達成する方法を報告


 国連経済社会局(UNDESA)と国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、パリ協定の目標と持続可能な開発目標(SDGs)の両方を、相乗効果を生みつつ達成する方法に関する報告書を公表した。これは、2019年4月1〜3日にコペンハーゲン(デンマーク)で開催された「気候とSDGsのシナジー会議」で参加者が特定した行動領域を発展させたもの。パリ協定の国別約束(NDC)と国家適応計画(NAP)、SDGsの自発的国家レビュー(VNR)にみられるように、低炭素型社会への移行は進展しており、各国政府においても気候変動に対する意識は確実に高まっている。しかし、途上国の多くでは目標と実態との乖離が大きく、進捗が遅れている。報告書では、SDG7(エネルギー)やSDG15(陸上生態系)は温室効果ガス排出削減に直接的な効果があり、温暖化を1.5℃に抑えればSDG1(貧困)、SDG9(インフラ)、SDG11(都市居住)に関連して回復力向上と災害リスク軽減に寄与する等、2つの目標間の相互便益を特定している。【国連】