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国連砂漠化対処条約、2019年「Land for life(生命の土地)」賞受賞者を発表


 国連砂漠化対処条約(UNCCD)は、条約採択から25年目となる2019年の砂漠化および干ばつと闘う国際デー(6月17日)に、2019年「Land for Life(生命の土地)」賞の団体・個人2受賞者を発表した。1位はエチオピア政府によるMERET(移行を可能にする環境資源管理)プロジェクトで、1970年代の食糧危機への緊急措置以来、72地区超の劣化した集水域250万ヘクタール超を再生して食糧不足を50%削減した。これまでに150万世帯が貧困から脱却し、最良事例の再現・拡大で今後その数は増えるとしている。2位受賞者はブルキナファソの参加型農村調査MARPの組織長で、石の畦畔による長年の集水技術の開発・推進でサヘル地域の土地の復元、穀物生産高・食糧安全性の向上をもたらした。さらに、中国での持続可能な土地管理への多大な貢献に授与される2019年同中国賞を、チベット自治区財務省の現大臣が受賞した。標高の高いナクチュ地区に混交林造成を優先して大規模に植林し、約30万人の雇用創出で貧困の軽減に尽力した。【国連砂漠化対処条約】