MENUMENU

欧州委員会、加盟国をつなぐクリーン・エネルギーインフラに7億5000万ユーロを拠出


 欧州委員会は、EU域内で国境を越えて価値を持つクリーン・エネルギーインフラ・プロジェクトに7億5000万ユーロを拠出すると発表した。EUエネルギー同盟の目標である低価格で持続可能なエネルギーの安定供給には、欧州域内で連結したエネルギー網の整備が不可欠だという。出力変動性の再エネを統合した低炭素型エネルギーミックスも、域内エネルギー市場の完全な連結によって可能になる。この認識のもと、欧州委員会が打ち出した欧州横断エネルギーネットワーク(TEN-E)戦略では、EU加盟国のエネルギーインフラの連結を目的に、2か国以上のエネルギー市場を接続する9か所の優先回廊と、3つの優先領域(スマートグリッド導入、電力ハイウェイ、回収したCO2を運ぶ越境ネットワーク)を特定している。今回の資金はこうしたインフラを建設するプロジェクトを助成するもので、現在申請を受け付けている。欧州委員会のミゲル・アリアス・カニェテ気候行動・エネルギー担当委員は、「欧州のエネルギーシステムは低炭素型でデジタル技術を用いた消費者志向のものに急速に移行している。気候中立の実現に向けて欧州規模でインフラ開発の足並みを揃える必要がある」とした。【欧州委員会】