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ブルキナファソとマリ、スールー川流域をアフリカで4番目の「国境をまたぐ湿地」に指定


 ラムサール条約によると、ブルキナファソとマリの政府が、両国にまたがるスールー川に沿った2か所のラムサール登録湿地を新たに「国境をまたぐ湿地」に指定し、共同で管理することに合意した。新たな登録湿地は合わせて7万7000ヘクタールとなった。国境をまたぐ湿地の指定はアフリカでは4番目となる。スールー川流域はスーダンサバンナの植生が広がる、両国が共有する最も重要な湿地の一つである。シアーバターノキやカバ、コキジバトなど、絶滅が危惧される多くの動植物のほか、多数の水鳥も生息する。スールー川はこの地域の大規模水域の一つで、地下水の涵養や気温の安定化によって耕作を可能にしている。両国は食料確保のためこの谷の農業生産を促進してきたが、2010年にIUCNがスールー谷の自然資源を評価したことで、その経済価値についての意識が高まり、同地域に関する計画や政策が改善された。条約事務局は両国のこの決定を歓迎し、今後の共同管理の成功を祈念するとしている。【ラムサール条約】