国際民間航空機関、国際民間航空のカーボン・オフセットで前進


 国際民間航空機関(ICAO)は、ICAO理事会第214回会合で国際民間航空条約(シカゴ条約)第16付属書第4巻の第一版を採択したと発表した。2019年1月から国際民間航空のCO2排出情報を収集するための測定、報告、検証(MRV)枠組み等が定められている。2016年10月のICAO第39回総会における「国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム」(CORSIA)の合意から2年未満で採択に至ったことになる。MRVの規定は、ドイツ政府の支援とその他6か国、航空会社10社の積極的な参加によって試験済だという。今後ICAO理事会は、一連の厳格な基準に照らした炭素市場プログラムの評価、適格な排出単位の決定、CORSIA持続可能性基準を満たす航空燃料の特定等の実施に取り組む。また、今回の会合では、CO2見積・報告ツール(CERT)の2018年版を採択した。これは、小規模航空運送事業者がCO2排出を監視・報告するための簡易ツールとなる。【国際民間航空機関】